お久しぶりです。調理場・橋本でございます。
京都へお越しの皆様、ありがとうございます。
霞たなびく雨水の候、啓蟄には早いですが、私、冬眠から覚め、もぞもぞと、し始めました。
手始めに、梅を撮りに天神さんへ。先日紹介されていた城南宮の梅も、もちろんいいですが、梅と言えばやはり北野の天神さん。
ところがこの日は25日、言わずと知れた天神さん、しかも梅花祭の日ということで、人出は半端なかったです。
とはいうものの、有料エリアの梅苑に入って、茶店で菅公梅をいただく。
これは、利休が考案したと言われる麩焼きを再現したとされる茶菓子。
いただくお茶は梅香煎。
馳せる思いは、秀吉の北野大茶会、でしょうか。
さて、境内一円には約50種、1500本の梅があるそうです。
紅梅、白梅、一重、八重、一本に紅梅が咲くような珍品種もあって、正に競い合うように咲いております。
早咲きのものは1月から咲きはじめ3月まで花期が続きます。
ふくよかな香りに心が和まされ、早春のひと時を過ごすことができました。
梅苑公開中には、秀吉が作った御土居も公開されております。
橋本でした