明治天皇桃山御陵は地元では、伏見桃山陵(ふしみももやまりょう)とか桃山御陵(ももやまごりょう)などと呼んでいますが、正式な御陵名は「ふしみのももやまのみささぎ」と言うそうです。
伏見桃山御陵は、明治45年に59歳で崩御された明治天皇の御陵です。
この地に埋葬されたのは、明治天皇のご遺言だそうです。
この御陵さんは、伏見区の桃山丘陵にあり、かって豊臣秀吉が築城した伏見城の本丸があった場所です。
陵内は木々が茂る大きな森になっており、杉並木のなか玉砂利の参道を進むと230段の石段の先に、西側に明治天皇御陵、すぐ東には皇后である昭憲皇太后の伏見桃山東陵(ふしみのももやまのひがしのみささぎ)が隣接しています。
230段の石段です。この先に明治天皇陵があります。
石段が苦手な方は、坂道を歩いていくこともできます。
石段上から南側を望む。昔、巨椋池と呼ばれる広大な淡水湖が広がっていたそうです。
明治天皇陵です。
明治天皇陵の東側に昭憲皇太后陵があります。
昭憲皇太后陵です。
また、同御陵の南側の道路を隔てた所に、殉死した乃木希典を祀る乃木神社があります。
アクセスとしては、
JR奈良線 「桃山」駅下車、東へ徒歩約13分
近鉄京都線 「桃山御陵」駅下車、東へ徒歩約19分
京阪本線 「伏見桃山」駅下車、東へ徒歩約19分
入場料、参拝料は無料です。
宇治や、伏見稲荷神社に行かれた際に、お立ち寄りされてはいかかですか。
今月の11月28日(木)は報道等によれば、午前中、天皇皇后両陛下が参拝される予定とのことで、入場及び参拝はできないかもしれませんのでご注意下さい。
小五郎