京の七口の一つ、荒神口付近の市電が走っていた頃の様子です。
交差点を西に入ると清荒神があり、これが荒神口名付けの由来です。
右奥は京都府立医科大学付属病院ですが、誰もこんな長ったらしい呼び方をせず「府立病院」としか言いません。
この向いには立命館大学がありましたが、キャンパスが衣笠に移転し寂しくなりました。
昭和52年9月撮影
右側の宗教関係の建物は解体され、現在7階建て65室のマンションが建設中です。
令和3年10月撮影
敬老70きっぷ
早朝の高台寺はまだ観光客も少なく静寂に包まれています。
二つの池を配した池泉回遊式庭園は紅葉の名所で今まさに錦秋を迎えようとしています。
高台寺の西側の階段を下りると円山公園から清水寺へと抜ける全長250mの美しい石畳で風情のある「ねねの道」へ出ます。
京都市が3年ほどかけた石畳の張り替え工事が終わり、大変きれいになりました。
ねねの道を進むと幕末勤王の志士たちを祀る京都霊山護国神社への参道、「維新の道」へ出ます。
坂道を上った所にあるのが「霊山歴史館」(幕末維新ミュージアム)と京都霊山護国神社。
霊山歴史館は黒船来航から、龍馬、新選組、明治維新までの専門博物館。
現在、「展覧会 渋沢栄一が生きた幕末第3期栄一をめぐる人々」を開催中。(2022年1月23日まで)
京都霊山護国神社の境内には、坂本龍馬や、当館ゆかりの桂小五郎(木戸孝允)の墓があります。
ぜひお参りください。
東山地区はまもなく紅葉シーズンを迎え人でも多くなります。
午前中の散策をおすすめします。
京都好き男 細木
観光トイレは多くの観光客が訪れる場所にある民間トイレ。
所有者の皆様のご協力を得て観光客や市民の皆様向けに開設されたトイレです。
石長松菊園、お宿いしちょうにお泊り頂いたお客様から頂いた宿泊税を活用し、民間施設のトイレ改修、維持管理の一部を助成する「観光トイレ制度」を進めています。
先日、八大神社のトイレが整備され、55ヵ所が認定されています。
上賀茂神社
八大神社(剣聖、宮本武蔵ゆかりの社」
上御霊神社(応仁の乱発端の地)
京都好き男 細木
今、府立植物園はコスモスと秋バラが見頃。
コスモスは北山門前、植物園会館前、洋風庭園など各所で植えられています。
大きな花弁のソナタミックス、珍しい淡橙色のオレンジキャンパスやダブルクリック、シーファルなど
4000~5000種があり、一重、八重の濃紫、ピンク、黄、白色など色とりどりの花を咲かせています。
見頃は11月中旬まで。
バラ園では秋バラが咲き、植物会館2Fテラスから比叡山を背景に秋バラの咲くバラ園の眺望を楽しんでください。
現在、大芝生地で恒例の「菊花展」を開催。
大菊、小菊(盆栽づくり、懸崖造り)、古典菊など個性豊かな菊の花が300鉢並びます。
大芝生を見ながらレストランでの一休みは心を癒してくれます。
最後に珍しい木を紹介します。
地味な針葉樹「ネズコ」。
「鬼滅の刃」のキャラクター「ネズコ」と同名の針葉樹。
これまでほとんど存在感はありませんでしたが、「鬼滅の刃」ブームで木のプレートが新調されました。
是非ご覧ください。
紅葉がライトアップも行われます。
11/13(土)~12/5(日)
夕暮れ~20:00(入園は19:30まで)
京都好き男 細木