京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

おいしいお祭りは大歓迎

2011-06-29 | インポート

京都の7月は祇園祭だけじゃない!!

京都のお祭りで堂々と川の中に入ってゆけるのはココかな、7月21日の土用の丑の日の前後4日間に行われるのは「下賀茂神社」の「みたらし祭」この日に御手洗池の中に足をひたせば、罪、けがれを祓い、疫病、安産にも効き目があるといわれている。
祭当日、裸足になってみたらし池をすすむ「足つけ神事」には、老若男女が集まり、御手洗池で膝までを浸し、無病息災を祈る。
御手洗池から取れた黒い小石は「かん虫封じ神石」としての信仰があり、この日に限り授与されている。

そのあとにおいしいみたらし団子でもどうかな・・・・  
ちゃんとみたらし茶屋が目の前にあるのです。        太田
下賀茂神社  http://www.shimogamo-jinja.or.jp/

2011/7/21(木)~24(日) 5:30~22:30

Mitarashi

   


“京都ブランド”

2011-06-28 | インポート

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当館の南に今まで「ホテルフジタ」が営業されていたが、廃業されて、今回「ザ・リッツカールトン」がホテルを新築して営業する事になりました。ありがたい事に京都市を訪れるお客様は年々増えており、海外からのお客様の富裕層をターゲットに京都ブームがますます盛り上がりそうな雰囲気です。
京都市の景観条例などの規制などで色々なハードルを超えて、でどんなホテルが誕生するのか楽しみです。そして「国際観光都市」京都としてのはずみがつきそうな気がします。
当館も負けずと海外のお客様もお越しいただき、皆様に満足ゆく旅館のサービスを提供したいと考えています。ますます質が問われる事でしょうから、私たち一人一人のレベルアップに努めたいと思います。

                                               修


夏超の大柀   和食調理部  上野

2011-06-27 | インポート

酷暑を迎える前に、夏の間の健康を願う「大茅(おおち)の輪(わ)くぐり」が京都市内神社では30日に参拝者がくぐる風習があります。

北の天満宮では京北や美山から茅(かや)を切り出し、1.5トンを集め京都で最大級の直径5メートルの大茅の輪を24日から観光客らがくぐっていました。

ちなみに625日は菅原道真の生誕日で、京都最大の大茅の輪が楼門に掲げられます。

左京区の岡崎神社でも飾られ、柀境内の緑の木々に溶け込みすがすがしい気分がしますよ。
輪をくぐり安全と健康を祈り心あらたに今年もあと半分とお祈りします。

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くらげ

2011-06-26 | インポート

 6月は水無月ともいう。

 梅雨の最中に水無しとは、これいかに。

 と、小さなころは思ったものである。

 もちろん、6月=水無月は旧暦の話。

 現行暦でいえば、おおむね7月~8月にあたる。

 暑さのピーク時で、水無しも納得である。

 つまり、かつて6月は真夏だったということだ。

 

 さて、京都には水無月という菓子がある。

 三角形の白いういろうに小豆を乗せた菓子である。

 白いういろうは、氷を模したものといわれる。

 なるほど、涼しげな菓子である。

 これを6月30日に食べる習慣が、京都にある。

 涼しげな菓子が、暑い夏を、気持ちだけでも和ませてくれるわけである。

 

 ところで、6月30日は、つまり1年の折り返し地点である。

 12月31日が、1年の穢れを祓うのと同様、この日は半年分の穢れを祓う日。

 これを夏越の祓という。

 また、残りの半年を無事に過ごせるよう祈る日でもある。

 そういう気持ちをこめて、水無月を食べるわけである。

 どうやら京都独特の風習らしい。

 6月30日、京都にいることがあれば、ぜひ水無月を食べてみてください。

 京都の大方の和菓子屋、スーパーで、それは売られています。

”あいらんど”


ダイエットと相性

2011-06-25 | インポート

何を隠そう女性ならば夏に向かってダイエット!!
くびれを何とかと考えている最中の方が多いのでは・・!(^^)!
それとも、あきらめムードかもね!
でも意中のカレシとこの夏こそはと狙っている女子はぜひ見てみて。
血液型判断のサイトだよ。
どこでもあったのだけど、会社や仲間やらとの付き合いに本当に参考になるのだからね、これが(●^o^●)

http://www.furby.co.jp/

血液型正確相性判断のページはすごいよ~~~ん !

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だまされたと思っても良いから、女子は見るべし!!!
                                   でしゃばり女子


被災地でコンコンチキチン、コンチキチン!!!

2011-06-24 | インポート

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7月の京都は祇園祭一色ですネ
コンコンチキチン、コンチキチンと町の中を包む祇園囃子、歴史、豪華さ、祭事が1ケ月にもわたる規模の大きさでも、広く知られており、京の町衆の祭として、そして日本の夏の祭の代表ともいわれている事はみなさんよくご存じの通りです。
今年は東日本大震災の復興機運を高めるべく8月に仙台で開かれる東北三大祭りの一つ「仙台七夕まつり」に参加することが発表され、被災地でコンチキチンと大いに元気と勇気を提供し東北復興を願って支えていきたいです。
祇園祭が他の祭に参加するのは結成以来初めてのことで、「復興と鎮魂」をテーマに掲げる仙台七夕まつりに1100年余の歳月を超え、縁のあるみちのくに「祇園祭」を届けることはすばらしいことですネ。

雨が降れば必ず晴れがきます、夢と希望を持って ガンバレ!!
祇園囃子を通して応援しています。

                                        修


散歩の途中の寄り道は・・・

2011-06-23 | インポート

6月に入りました。

今年の京都の梅雨入りは例年より早く5月でして、毎日雨が降ったりやんだりで天気が続きます。
雨の日はなかなか外出するのも遠のきますが少し足を外に向けると<市内ではひそかに「絵本カフェ」なるものが人気を呼んでいる。
実は絵本カフェは全国的にも増えているそうでここ京都の左京区に「小さな絵本美術館カフェ・響き館」は昨年4月にオープンし、木の香りやぬくもり、しっとりとレトロな感じがあり、就学前の子供の入館はお断り、大人が静かにコーヒー、焼き菓子を手に読書が楽しめますよ。
PM13:00~18:00火・水定休日、また東山区の「ミハスピトゥー」(Mijas Pittoo)は京町屋を改装したもので、京都らしい雰囲気の中で読書ができますが、閲覧用の絵本のうち8割程度が海外の作品です。

Aaa

京都市東山区東大路安井上ル月見町6 075-533-1010 12:00~20:00 無休

                            松井でした!(^^)!


会社の駐車場のツバメ・・・   和食調理部 上野

2011-06-22 | インポート

会社の駐車場にツバメのひなも巣立ち、今はまた帰ってこいよ~と感傷に浸る気分です。
5月10日頃に巣が完成し4羽が生まれ、毎日親が休むことなく夜明け前から日が暮れても子供たちのために、一所懸命餌を運んでおり、自分たちは何時ものを食べているのか心配するくらいでした。

そのひなも巣の淵に立ちくちばしの白いのもだんだん目立たない色になり羽もりっぱに生えてきましたが、なぜか一羽しか見当たらず残りの三羽はそうしたものかと案じています。

数日前から今の巣の2~3メートル離れたタイルの壁面に泥を運んできて第二の巣作りを始めました。
もう育っていった子供のために巣を作ってやっているのかなと思います。
わたしたち人間もつばめ夫婦に見習うものがたくさんあるように思えます。


「な~、な~、 どっか行かへん!?」

2011-06-20 | インポート

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どこかへ旅行に行ったとき、ぐうぜん見た景色にいたく感動することがあります、そんな旅行の旅先の1つにすかなからず京都が選ばれているのはとてもうれしい事です。

私も地元であるにもかかわらずいまだに京都のあちこちで感動しています。

「座禅 行かへん~?!」

そんなふとした思いつきで座禅に行ってきました。

すぐにも実行に移せるほど京都では身近に座禅環境が整っています。

経験豊かなお坊さんの指導のもと静かに禅の世界に浸ることが出来ます。

なまった身体も足を組む事によって背筋はピンと伸び神経は研ぎすまされます。

1m先に視線を落とし、ひとつふたつと数える「数息観」に没頭すればいつしか足のしびれも忘れ・・・のはずが、そうは簡単にいきませ。

座って呼吸を整える、ただそれだけの事が難しいのです。

修行が終わって緊張が解ける頃にはひとまわり大きくなった自分に出会えるな!?

                          女子客室 早苗

<京都市内の一般参加できる坐禅会>

天龍寺 (京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町) 第3日曜日の午後57時半。無料。8月16日は休み。電話075(881)1235。

誕生寺 (伏見区久我本町) 毎月26日の午前10正午。千円。電話075(932)4650。

相国寺 (上京区今出川通烏丸東入ル) 第2、4日曜日の午前9―11時。百円。8月と年末年始休み。電話075(231)0301。

源光庵 (北区鷹峯北鷹峯町) 第1、3日曜日の午前79時。入会千円、朝がゆ別途月五百円。8月休み。電話075(492)1858。

龍泉庵 (北区紫野大徳寺町) 毎週水日曜日の午前78時。初心者は20分前から指導。志納。毎月1、1522日と8月休み。電話075(491)0543。

大仙院 (同) 毎月24日の午後56時。別の土曜坐禅会が原則第4土曜日に。各千円。電話075(491)8346。

新徳寺 (中京区壬生賀陽御所町) 原則は毎月8日の午後6時半8時。8日が土、日曜日の場合は変更。8月休み。無料。電話075(811)6569。

東福寺 (東山区本町15丁目) 月1回、日曜日の午前78時半(12、1月は午前8時開始)。8月は24日午前6時から。無料。11、2、3月休み。電話075(561)4632。

建仁寺 (東山区大和大路四条下ル) 第2日曜日の午前89時(10―3月は午前9―10時)。志納。8月休み。電話075(561)0190。

隣好院 (左京区上高野釜土町) 毎日午前67時。無料。事前連絡が必要。電話075(701)5435。

南禅寺 (左京区南禅寺福地町) 第2、4日曜日の午前67時(11―3月は午前6時半7時半)。8月と年末年始休み。無料。電話075(771)0365。

慈氏院 (同) 原則は第4日曜日の午前10時半から2時間(96月は午後1時半から)。五百円。電話075(771)1280。

南禅寺専門道場 (同) 第1日曜日の午前89時。1回二百円、年二千円。電話075(771)3855。

浄住寺 (西京区山田開キ町) 第2土曜日の午後3時翌日午後5時。土曜日千円、日曜日二千円。このほかに毎日午前47時と午後89時にも坐禅会(無料)、ともに8月休み。電話075(381)6029。

妙心寺大衆禅堂 (右京区花園木辻北町) 毎週土曜日午後5時日曜日午前9時。初回二千円、二回目以降千円。電話075(463)3121。

妙心寺 (同区花園妙心寺町) 毎月68日午前68時。五百円。電話075(461)5226。


投手の命は肘と肩

2011-06-19 | インポート

 明治2年5月11日は明治の改暦の前のこと、グレゴリオ暦導入前、天保暦での日付。

 世界的にいえば、1869年6月20日である。

 142年前のこの日、日本では戊辰戦争が終盤を迎えようとしていた。

 戦いのメインステージは、北海道の箱館。

 そしてこの日、一人の人物が命を落とした。

 土方歳三、いわずも知れた、新選組の副長である。

 

 新選組は、今更説明不要だろうが、幕末の浪士集団である。

 新選組といえば、京都。

 異論はあろうが、強引にそう言い切ってしまおう。

 多摩、江戸、大阪、流山、会津、箱館‥‥。

 まあ、新選組の活躍の舞台はいろいろある。

 しかし、京都ほど多くの史跡がある場所はあるまい。

 

 京都の新選組所縁の場所といえば、まずはなんといっても壬生。

 上洛当初は壬生浪(みぶろ)と呼ばれたほど、縁は深い。

 彼らは壬生に屯所を構えていたのである。

 その屯所に使用された八木邸には、今も多くの新選組ファンが訪れる。

 通りを挟んだ向かいにある前川邸も屯所に使用されていた。

 ただし、こちらは邸内の拝観ができない。

 

 壬生に来たら、島原にも寄ると良い。

 八木邸からずっと南に下って、五条通を越え、さらにもう少し南へ行った辺り。

 その辺りが、かつて島原と呼ばれた遊郭の跡地である。

 今も所々に面影が残されている。

 その中に角屋という建物がある。

 角屋はかつてお茶屋として営業していた。

 お茶屋は芸妓などを呼んで酒宴を開くお店のことだ。

 新選組もこの店を使っていた。

 初代局長、芹沢鴨の最後の宴も、ここで開かれたという。

 ここでの宴会から八木邸に戻り、眠っているところを、土方たちに殺されたのである。

 その道を辿りながら、芹沢や土方の心情に思いを馳せるも良し。

 

 さて島原から、今度は東へ向かってみよう。

 やがて西本願寺の大きな伽藍にたどり着く。

 西本願寺は、新選組の二代目の屯所だ。

 主境内の北東角に、立派な楼閣がある。

 太鼓楼だ。

 この太鼓楼が、新選組の屯所に使われた。

 西本願寺は、豊臣家に所縁深い。

 逆に、それと対立していた東本願寺は、徳川家とのつながりが強い。

 ゆえに、西本願寺は、反幕府感情が強かった。

 そこへ幕府の過激派戦闘集団がやってきたのである。

 西本願寺の人たちは良い感情を持っていなかったようで、それも当然である。

 

 さて、そこから堀川通を下がって、塩小路通の辺りまで行く。

 ここらはかつて不動堂村と呼ばれた地で、この辺りに、三代目の新選組屯所はあった。

 ここら辺りに、としかいえないのは、その場所がはっきりしないため。

 跡地を示す石碑等も、何ヶ所かにある。

 しかも、ここに屯所があったのはわずかの期間。

 その後彼らは伏見へ移り、やがて大坂に後退し、江戸へと向かうことになる。

 

 と、まあ、ざっと屯所跡地をたどって見たわけである。

 最後の不動堂村屯所跡は、京都駅のすぐ近く。

 壬生からずっと歩いて回っても、そう長い距離ではない。

 新選組の足跡を、ちょっと辿ってみるのには、ちょうど良いコースではないだろうか。

”あいらんど”