京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

ちょっと足を延ばして

2014-07-30 | 写真

美山町にあるかやぶきの里に行ってきました!

夏の日差しが強烈な日でしたが、山裾に吹く風は爽やかで流れる水も冷たく清らか。

どこかのキャッチコピーにもありましたが、初めて来たのにどこか懐かしい・・・

京都市内からのアクセスはJR京都駅からJR園部駅、そこからバスが運行しています。

牧歌的な風景の中を散策してみませんか???

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つづいて

天橋立に行ってまいりました!

リフトで山頂に登り『天橋立ビューランド』へ。

山頂から眺める『股のぞき』は『飛龍観』と呼ばれ、松並木が天高く昇る龍の姿にたとえられています。

京都市内も魅力がいっぱいですが、こんな京都もオススメです!

美山かやぶきの里と天橋立も見にぜひぜひ京都におこしやす!

 

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<KURO>


賀茂川の上流の上流に行くと!

2014-07-29 | インポート

星の降る里、雲ヶ畑です。地域の小学生を連れて雲ヶ畑小学校で

キャンプをしてきました。3年前に廃校になった小学校をお借りして

毎年、子供が夏休みに入るとすぐに行われます。

今年は、46人と参加者数も多く、私も、子供たちのお世話をしながら、

自然を満喫してきました。

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朝の8時から子供を迎える準備をします

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子供たちは、このテントに泊ります。初めての子がほとんどです

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ここが、自然観察をする川です。賀茂川の上流です。ここも水量が少ないですね。でも水は澄んでます。

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マイナスイオンがいっぱいです気持いい!

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川遊びから帰ると鮎の塩焼とスイカがおやつです。なんて贅沢な!

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はんごーで炊くご飯は美味しいですね。夜は、カレーライスですよ!

 

<サイダー>


織田信長ゆかりの場所

2014-07-29 | インポート

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で「本能寺の変」を描いた放送分の視聴率が一気に上昇、

関西22.1%、関東17.5%と、やはり、本能寺の変には、視聴者の関心が高まるようです。

かくいう私も、7月26日に、織田信長ゆかりの場所を訪ねてきました。

本能寺址⇒本能寺⇒阿弥陀寺⇒総見院⇒建勲神社というコースを巡りました。

まずは、「本能寺址」(中京区蛸薬師通小川通西南角)へ赴きました。

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ここが、本能寺の変が実際に起こった場所と云われています。

現在では、この地に広大な寺院があったとはとても想像しがたい雰囲気の場所です。

そして、現在の「本能寺」(中京区寺町御池下ル)へ。

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豊臣秀吉の都市改造により、寺院が集められた寺町通り。

本能寺も、秀吉の命により、現在の地に移転したそうです。

当寺は、法華宗本門流大本山である事は、あまり知られていませんね。

境内には、織田信長の廟と、本能寺の変での戦死者の供養塔があり、

毎年6月2日には、「信長公忌」が行われます。

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本能寺では、現在「能」の字の右側を「去」という字に書きかえて使用していますが、

これは、本能寺がこれまでに5度も火災に遭っているため、

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「ヒ(火)が去る」という意味で使用されているそうです。

続いて、当館より寺町通りを北に上り、「阿弥陀寺」へ。

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一説によると、親交のあった阿弥陀寺住職・清玉上人が、本能寺の変の報を聞いて、

すぐさま本能寺へ駆けつけ、信長の遺骸をいち早く発見し、火葬して、

骨を持ち帰り埋葬した、と伝えられています。

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墓所には、織田信長公と、嫡男・信忠公、森蘭丸、坊丸、力丸兄弟の墓があり、

自由に出入りする事ができます。毎年6月2日には、「信長忌」が行われ、

その日のみ堂内拝観可能で、各種寺宝を公開しています。

そして更に北へ上り、大徳寺「総見院」へ。

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豊臣秀吉が、織田信長の菩提を弔うために建立し、葬儀を執り行った寺です。

織田信長一族の御墓があり、本堂には、木造織田信長座像が安置されています。

最後は、北大路通りを少し西に行った船岡山にある「建勲神社」です。

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船岡山は、平安京・四神相応の玄武に位置し、秀吉によって信長の廟所と定められました。

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建勲神社の祭神は、織田信長公・信忠公です。

明治2年、明治天皇の命により、織田信長を祭神とした神社を創建し、

建勲神社の神号を賜り、明治14年に、信長の子、信忠を合祀されました。

たいへん暑い日でしたが、織田信長公を偲び、ゆかりの場所を巡る事ができました。

<京都 好き男>


6・7月のお誕生日会

2014-07-28 | インポート

今日は、6月・7月生まれのいしちょうスタッフの誕生日会でした。

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料理を提供して下さった洋食調理部のチーフ、カルロス・ディオール氏曰く、

今回のテーマは「大人のアミューズメントパーク」をイメージされたそうです!

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●和牛フィレ肉のポワレ、すき焼きテイスト

●オマールのソテー・蛸のバプール・サラダメランジェ添え

●エビのフライ●鶏ササ身のマリネ蒸し●野菜のオーブン焼き、と豪華でした!

食後のデザートは、桃づくし!●ムース・グランテ・コンポート!!!

洋食調理部が誇るパティシエが、な、なんと、1個の桃からっ!

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3種類のデザートを作ってくださいましたっ!!!

とっても美味しくて、楽しくお話もできて、あっと言う間の時間でした!

ありがとうございました!

<お~たけ>


7月は斡る如く

2014-07-27 | インポート

 

 当館の最寄りバス停、河原町丸太町から、3番系統の南へ向かうバスに乗ると、終点は松尾橋。

 松尾橋は、桂川に架かる橋で、その橋を西に渡ったところに、松尾大社がある。

 五月ごろにヤマブキの花が咲き綻ぶことで知られる松尾大社は、酒と関わりの深い神社でもある。

 境内には、酒造会社から献納された酒樽の積み上げられた倉があるが、その数が多いだけに、壮観だ。

 

 

 この松尾大社に庭園がある。

 厳密には、神苑といったほうが良いのかもしれない。

 かといって、平安神宮の神苑を思い浮かべたりしてはいけない。

 あれほど優しく人を迎えてはくれない。

 ともすれば、何かの墓場とも見えなくもない。

 とにかく、巨石が密集、点在している。

 この庭の意味するところは、ずばり、磐座<イワクラ>。

 磐座とは、古代の神事において、神の依り所とした場所のことだ。

 この庭は、そういう神事の場を現代によみがえらせたものと言っても良いだろう。

 そもそも庭というものの発生源を、ここに見ることもできる。

 

 

 当館の最寄り駅、京阪の神宮丸太町駅から、大阪方面の電車に乗って、各駅停車で5駅行くと、東福寺駅に着く。

 言うまでもなく、東福寺のある駅だ。

 東福寺は臨済宗東福寺派の大本山で、その名は、奈良の東大寺と興福寺からとられたという、大寺院だ。

 伽藍面といわれるように、立派な伽藍を誇り、塔頭も多く有している。

 

 

 この東福寺の本坊庭園は、八相の庭と呼ばれる、国の指定名勝である。

 普通、庭園は方丈の南側にあるだけか、多くても裏にもう一つあるくらいなのだが、ここは、その四方に庭園が存ずる。

 京都でも最も有名な庭の一つだから、誰もが写真で見たことくらいはあるはずだ。

 特に、苔と敷石が市松模様を描いている北庭は、その優れたデザイン性のため、ガイドブックでおなじみだ。

 また、東庭の、石の円柱で北斗七星を描き出しているものも、有名だ。

 この石柱、境内にある東司(トイレ)をかつて解体修理した際の余材だという。

 北斗七星だから北庭に造りそうなものを東に造ったのは、やはり<東>司だからだろうか。

 いずれにしても、仏教思想を知らずとも、単純にそのデザインを楽しめる庭となっている。

 

 

 さて、この松尾大社の庭と、東福寺の庭、どちらも同じ人物による設計だ。

 重森三玲というのがその人物で、つい四十年前まで生きていた人だ。

 有名な庭というのは大昔の人が作った、というイメージがなんとなくあるが、それを覆される。

 東福寺のほうを見ると、近代人ぽい発想が見てとれるが、松尾大社のほうは、宗教思想が前面に出ている。

 これには、東福寺のものが重森三玲にとって初めて手掛けた庭園である一方で、松尾大社が晩年の作品であることが関係しているのかもしれない。

 

 

 東福寺の塔頭には、他にも重森三玲が手掛けた庭園が数多くある。

 また、大徳寺の塔頭にも、いくつかある。

 吉田山近くには、重森三玲庭園美術館なるものもある。

 これは、重森三玲の住居だったところだ。

 そういった庭園を巡って、それぞれの趣の違いを楽しんではいかがだろうか。

”あいらんど”

 


水量不足の賀茂川ですが!

2014-07-26 | インポート

梅雨明け後の京都は、日々気温が上昇してますが、

賀茂川の水位は下がり続けてます。

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デルタ付近の飛び石と亀も地上に出てしまってます。

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今日も36度と猛暑となり子供と涼を求める親子。      <サイダー>


2014-07-24 17:21:07

2014-07-24 | インポート

 今年49年ぶりに復活した後祭の山鉾巡行に行ってきました!

 

↓橋弁慶山の後に続く、絢爛豪華な「北観音山」です↓

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↓平家物語の宇治川の合戦をテーマにした「浄妙山(じょうみょうやま)」です↓

一来法師が三井寺の僧兵・筒井浄妙の頭上を飛び越える一瞬を表しています。

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↓いよいよ、幾星霜を経てよみがえった、「大船鉾」の登場です!↓

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「船鉾」は、神功皇后の出陣を表しているそうですが、

この「大船鉾」は、戦勝凱旋の船を表しているそうです。

後祭巡行の最後尾を飾るフィナーレ、大迫力でした!

 

<KURO>


蓮の花を愛でる

2014-07-24 | インポート

「蓮の寺」として知られる、法金剛院の「観蓮会」に行って来ました。(料金:500円)

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法金剛院の中門をくぐり、参道を奥に進み、突き当りを右折すると、

眼前に、池泉回遊浄土式庭園が拡がります。

鳥羽天皇の中官待賢門院が、極楽浄土を再現しようと設けた庭だそうです。

ここに、水面が見えないほど一面に、蓮が生育しています。

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そして、本堂の前や参道にも、住職が丹精込めて育てた、

数種類の鉢植の蓮が並び、まさに、「蓮の寺」です。

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本堂より眺める風情は、まさに極楽浄土の世界を思わせます。

「観蓮会」は、8月上旬まで、朝7時より行われており、

朝早く行けば、蓮の花が「ポン」と音を立てて咲くのが見られるかもしれません。

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庭園には、今は水が流れてはいませんが、「青女の滝」があり、

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この滝を含め、庭園は、国の特別名勝に指定されています。

「法金剛院」は、JR嵯峨野線・花園駅から北西へ3分、

当館から市バス「93系統」で行けば、約30分位(花園扇野町下車)ですので、

ぜひ朝の涼しい時間に、極楽浄土の世界はいかがでしょうか。

私は、蓮はお寺にふさわしい花だ、とつくづく思いました。

他にも、蓮が見頃の寺院をご紹介させていただきます。

●三室戸寺

本堂前の蓮園に、250鉢の色とりどりの蓮が咲きます。

今年は終わりましたが、毎年「ハス酒を楽しむ会」が開かれます。(入山料:500円)

●天龍寺

参道途中の放生池に見事に咲く蓮が、無料で朝8:30より自由に観る事ができます。

●龍安寺

山門左手にある鏡容池で、「睡蓮」と「蓮」が楽しめます。

<京都 好き男>


本日、後祭の山鉾巡行!

2014-07-24 | インポート

1100年の歴史がある祇園祭は、時代々に変化を持たせてきました。

今年は、49年ぶりに山鉾巡行を分けて、後祭の最後尾を150年ぶりに復帰する

大船鉾が務めました。先日、梅雨明けした35度の暑さの中多くの雄え姿を眺める

人たちでにぎわいました。

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人気の鯉山です、立身出世を願う方に!

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ルーブル美術館クラスのギリシャ神話の幕ですね!

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後祭のメインになりました大船鉾です。            <サイダー>


2014-07-24 09:39:36

2014-07-24 | インポート




並び終えました。 大船鉾が新町御池で、150年ぶりの辻回しを終えて殿につきました!辻回しには放下鉾の方が数人応援について竹を置く手伝いをされておられました。ノウハウを受け継ぎこれからさらに歴史を重ねていくのでしょう。

後祭巡行、間もなくスタートです。

KAZ