東山区にある東福寺の塔頭天得院は「桔梗の寺」として名高い。
境内の桃山時代に造られた枯山水庭園では、約300株のキキョウが自生しており見頃を迎えている。
杉苔の庭に、紫や白の花が彩を添え、訪れた人は縁側に腰を下して爽やかな取り合わせを眺め、心を癒しておられました。
ちなみにキキョウの開花期は6月~9月。意外に思いますが秋の七草のひとつ。
花言葉は花の色で「永遠の愛」、「誠実」、「清楚」
天得院特別拝観 6月25日~7月9日 拝観料 大人500円
今回は天得院のキキョウを紹介しましたが、他にもキキョウの名所があります。
京都御苑の東、寺町通にある蘆山寺の源氏の間
亀岡市にある谷性寺(こくしょうじ)門前の「ききょうの里」
谷性寺は明智光秀とゆかりが深く光秀寺とも言われる。
家紋が桔梗であることから、山崎の合戦で敗死後、供養のため植えられるようになり、今では谷性寺周辺で50000株に上るとか。
京都好き男 細木