五味・五色・五法が」基本です。 何の基本でしょうか?
皆様はお分かりになりますか?京料理の基本なのです。
五味とは、甘い・辛い・しょっぱい・苦い・すっぱい
五色とは、緑・赤・黄・白・黒
五法とは、生・焼・揚・煮・蒸
何とも理科か科学の勉強みたいで???
でも”人間の五感を刺激する”とか言われているコピーも見たことあるので似たようなものだと解釈(料理長ごめんなさい)でも伝えられる京の伝統・守り抜かれる習わしには関心っするものもありますね。
お料理の基本がここにありなんて大げさかもしれませんが、確かにこれ全部で成り立っているのが料理なのですよね、でも、食べておいしいと感じるのは、母の味が原点の私はいつまでたっても親離れしない味 覚を持っているのでしょうか? A
こんにちは。
明日開催の女子駅伝の選手の方達もお泊まりいただいていて、従業員みんなが盛り上がっています。
ご宿泊いただいているチームの方々は本当に礼儀正しくきびきびとした動きで、コースの試走や下見や監督の方との打ち合わせなど色々とスケジュールをこなしておられ、本当にみんな頑張れ!と叫びたいくらいです。
調理場では食材ひとつひとつの吟味やカロリーの注意や少しでも実力を出していただけるようにと、こんなものはよいのではないかと、1週間前から話して盛り上がっていました。
参加されるも名様に京都の街を疾走してもらい、よい結果を出せるようにと考えています。
がんばれ! そんな声援が沿道から毎年のように聞こえる風景が目に焼き付いて残っています、本当にコースも近くを通るので応援にも力が入ります。
参加される皆様に素晴らしい一日であるよう心から応援したいと思います。
がんばれ!A
寒に入り、京都もグッと冷え込んできました。
冬本番といったところでしょうか。
そんな冬のさなか、毎年催されるのが、京の冬の旅キャンペーン。
普段は非公開の寺院や寺宝などが、この機会だけお目見えするとあって、毎年盛況のようです。
今年は、大河ドラマの主人公が坂本龍馬ということで、主に幕末の史跡などの特別公開を行っています。
当館も木戸孝允ゆかりの宿ですが、京都には幕末の史跡が多くあります。
江戸幕府の開府以来、日本史の主舞台は、江戸でした。
幕末に至り、ようやくそれを京都に取り戻したのです。
幕末というのは、2010年という現在においては、遠いようで、近い歴史。
黒船の来航から150年ほどしか経っていません。
私たちが先祖をさかのぼっていって、人物を確定できる範囲の話です。
それだけに、確定できる史跡の数も多いわけでもあります。
その多くは、京都随一の繁華街である河原町の三条や四条の周辺にあります。
龍馬がらみでいえば、暗殺の地である、近江屋の跡や、海援隊の京都での拠点であった材木商・酢屋。
後者は、今も材木商を続け、その名を残しています。
一方前者は、今は石碑が残るだけで、 コンビニエンスストアとなっており、面影はかけらもありません。
行ってみると残念な気持ちになったりもしますが、これも時の流れというものなのでしょう。
他にも、池田屋跡や、土佐藩邸跡、長州藩邸跡などが、この辺りにあります。
しかし、どれも石碑などが残るだけで、今はその面影をほとんどとどめておりません。
寂しい話ですが、これもかつて都だった京都の宿命といえるのではないかと思います。
歴史の流れに逆らわず、新しいものを取り入れ続け、今に至るわけです。
幕末の史跡などは、場所を確定できるだけ、まだマシといえるかもしれません。
少なくとも、この場所がそうだったのだと、想像を巡らす手助けになるでしょうから。
そうやって想像を楽しむことが、京都観光の真髄かもしれません。
もちろん、河原町周辺ではないですが、新選組の駐屯した八木邸など、当時のまま残っているものもあります。
それほど時を経ていないので、それ以前の時代よりは、その数も多いです。
それはそれで、身に迫るものを感じさせてくれるので、良いものです。
”あいらんど”
年が明け、松の内を過ぎると、正月気分が抜けてきます。
今日、10日は、十日えびすで、東山は建仁寺門前のゑびす神社が大いに賑わいます。
明日は成人の日で、昔であれば、三十三間堂の通し矢となります。
ハッピーマンデー導入後は、15日に近い日曜日となったようです。
今年は、17日。
三十三間堂の通し矢は、テレビのニュースなどで見たことのある方も多いでしょう。
晴れ着の上から袴を穿いた女性が弓を引く姿が、印象的ですね。
華やかさの中に凛々しさの見られる、この行事を多くの人が見に来ます。
この日、三十三間堂は無料公開というのも手伝って、そりゃもう、大盛況です。
あれは新成人の行事で、晴れ着姿で弓を引くのは、皆、その年の新成人の女性です。
もちろん、女性が射る姿ばかり取り上げられますが、男性もやっています。
ついでに言えば、一般の部もあって、新成人以外の方も参加しています。
しかし、注目度が高いのは、なんといっても新成人女性の部。
ギャラリーの数も、断然多いんですね。
まあ、写真をとるにしても、画面が映えるのは、晴れ着の女性だとは思うので、やむを得ないですが。
元々通し矢というのは、三十三間堂の北の端から南の端まで矢を射通すことを競い合ったもの。
一日掛けてその矢数を争うわけですが、最高記録は8000本をこえるというから、すごいですね。
一人でやるわけですから、しんどかったろうと思います。
今の通し矢は、当然のことながら、そこまで過酷ではありません。
射る矢もほんのわずかですし、三十三間堂を射通すこともありません。
60m先の的を狙うだけです。
だから、本来は、大的大会、というんですが、通りがよいから、通し矢、といっているようです。
一度はご鑑賞あれ。
17日、といえば、17日まで、両足院が特別公開しています。
以前にこのブログで触れたこともある、建仁寺の塔頭です。
そのときには公開していなかった若冲の掛け軸が、今は公開しています。
これも是非ご覧になってみてください。
”あいらんど”
大雪注意報が出ている地方もある中京都も京都のいしちょうの近辺はちらほらと雪が・・・
くもり空の合間にチラ・チラ程度なのですが、さすがにさぶ~~~~!!
白いものを見るとやっぱり冬だな~と実感です。
京都のお正月をお楽しみになった方も沢山おられると思いますが私の京都の寅を少しご紹介しますと、京都御苑の西南に面した護王神社では、次の年の干支にちなんだイラスト付きの大きな絵馬が飾られます。
図柄が張り子の虎で見た目はかわいいのですが近くでみると、威風堂々でしょうか、今年もいい年で家内安全・無病息災・交通安全・お金が入りますように・・・と100円で色々とお願いをしてきました。
きっと神様も笑っておられるでしょうね。
上京区小川通寺之内下ル射場町にある報恩寺は、「鳴虎(なきとら)」の通称で知られるお寺ですが皆様はあまりご存じないお寺です。
この珍しい通称は、報恩寺が所蔵する「鳴虎図」に因んでいます。
正月3日間一般公開があって拝みに行けましたが、普段は秘宝で公開していないとか。近くに人形寺で有名な宝鏡寺があったり、表千家様のお屋敷やお寺が沢山集まっている場所です。
何気なく歩いていても、ここにもお寺がなんて言う場所です。
この辺りは西陣地区で、織屋さんが点在していて体験も出来る楽しみ多いスポットですので一度ゆっくりと歩いて散策いただければ京町屋などある京都らしい風景を楽しんでいただけると思います。
今日は「七草かゆ」無病息災をねがいつついただきます。 A