京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

6月5日

2017-05-31 | 宿日記

こんにちは!宇治市民で一番地味な
“カルロス・ディオール”です!
6月5日は我が宇治市の大イベント、縣祭(あがたまつり)でございます。
熱気あふれる抒情的な一時を楽しみたい方は是非お越しいただきたく存じます。
そして6月5日、もう一つのトピックス・・
石長松菊園クリスタルのグランドメニューが新しくなります!
内容は次のブログで!
乞うご期待!

♪よろしく 哀愁w♪“カルロス・ディオール”でした。
 合掌(-||-)


京都最古の禅寺~建仁寺

2017-05-31 | 京都案内

建仁寺は臨済宗建仁寺派の大本山。開山は日本禅宗の祖、栄西。
彼は宗から喫茶の風習を持ち帰り日本茶道の基礎を築きました。
開山降誕会に行われる「四ツ頭茶礼」は禅院茶礼の古式を現代に伝えます。
建仁寺は詩文芸術に秀でた禅僧輩出したことから俗に「建仁寺の学問面」とも言われます。
建仁寺の境内は広く、伽藍は壮大で、方丈(本坊)は国の重要文化財。

 

方丈前庭の「大雄苑」は禅寺特有の枯山水庭園。
廊下から大らかな気分を楽しむことができます。

 

方丈には俵屋宗達筆「風神雷神図屏風」、海北友松筆「雲竜図」の高精細デジタル複製が展示されています。
実物は京都国立博物館に寄託されています。

 

法堂の天井には、小泉淳作氏による「双龍図」が描かれています。

 

他にも潮音庭、茶席「東陽坊」など見どころ一杯。

 

また建仁寺には両足院や先日ご紹介した霊源院など、趣のある塔頭が数多くあり特別公開もされます。
併せてどうぞ。

京都好き男 細木


蹴上から山科へ

2017-05-30 | 宿日記

我が家から山科方面へぶらぶらと散歩に出かけました。

歩きながら風景を眺めるのはとてもいい気分転換になります。

三条通を東へ進んだ蹴上には、レンガ造りの建物が多くあります。

浄水場の外壁 春先はつつじが有名です。

時代を感じさせる古めかしい隧道

蹴上発電所 文明開化という言葉の似合う迫力です。

琵琶湖疏水のインクライン 

昔はこれが急な坂を越える物流の要でした。

三条通を山科方面に進むと、こんなものがあります。

かつて、牛車で山を越え物資を運んでいた風景を再現したものだそうです。

二列の軌道敷のような形をした『車石』

いまでは地下鉄で移動できますが、かつてはここを京阪電車が通っておりました。

その時の舗石を再利用してこのようなモニュメントを作ったそうです。

平安よりの悠久を感じる京都ですが、こういった近現代の史跡にも目を見張るものがあります。

                                      烏龍茶


甘茶の寺 霊源院特別公開

2017-05-30 | 京都案内

京都最古の禅宗寺院として名高い建仁寺。
その境内南東に位置する塔頭「霊源院」では、現在甘茶の庭「甘露庭」の特別公開が6月18日まで開催されています。
今回初めて訪れました。



「妙喜世界」の扁額がかかる入口を入ると「関」の書の衝立がある本堂へ。
「関」とは玄関の意。



本堂には毘沙門天立像などの仏像が祀ってあり、さらに進むと、本堂から眺めることが出来る枯山水庭園「甘露庭」があります。
約200株の甘茶の可憐な花が、新緑の古刹を彩ります。
甘茶はヤマアジサイの変種。葉を煎ずると甘みが出るので飲用にも利用されます。

 

4月8日の釈迦の誕生を祝う「花まつり」では、煎じた甘茶を釈迦像の頭に注ぎ、喫する風習があります。

 

霊源院の本堂には二つの茶室があり、一つは「妙喜庵」。
茶室としては一番小さいサイズの一畳台目の茶室です。
もう一つは、本堂内ににじり口がある他足軒があり、この日も多くの方がお茶を思い思いに楽しんでおられました。

京都好き男 細木


ねこの京都写真展

2017-05-30 | 

世界ねこ歩きで有名が岩合光昭さんの京都の四季折々の美しさと、生き生きしたねこ達の150点の作品をぜひぜひ・・・!
京都好きの方も、ねこ好きの方も癒されますよ(^^♪

美術館「駅」KYOTO 駅ビル京都伊勢丹7階で6/4まで

 美術館「えき」KYOTOウェブサイトからお借りしました。

お駒姉さん


有鄰館

2017-05-29 | 宿日記

市内東部の岡崎 平安神宮に程近いこのエリアになにやら異国風の情緒を感じさせる、不思議な建造物があります。

藤井斉成会有鄰館 という建物です。

実はこちらは美術館だそうで、外観が異国風なのも中国の古美術を所蔵しているからとのこと。

滋賀県出身の実業家藤井善助という方が私費で建てられたもので、さまざまな時代の美術品が集められています。

珍しいものでは、なんと科挙試験のカンニング用の下着があるらしいのです。

                                烏龍茶


キューティーハニーみたいな♪

2017-05-29 | 宿日記

カキ氷が美味しいこの頃。“カルロス・ディオール”です。
6月のおすすめメニューができました。
スパイシーなドライカレーにトロトロのオムレツを組み合わせた
『ASSO DI CUORI(アッソディクオーリ)』
“ハートのエース”と申します。

視覚的にも味覚的にもやわらかいインパルスを感じて下さると察します。
6月もよろしくお願いを致します。

そして5月のおすすめのクリスタルちゃんぽん麺もあとわずかとなりました。
このハンサムな“クリ麺”沢山のリピートを頂いております。
感謝の極み!
ありがとうございます。

宇治金時が好みの“カルロス・ディオール”でした。
合掌!! (-||-)


瓜生山にて

2017-05-28 | 宿日記

市内東部 大文字山で有名な東山連峰に瓜生山という山があります。

新緑の季節、ポカポカ陽気に誘われでかけました。

市内が一望できる中腹あたりにこんなものが祀られています。

江戸時代の詩人 石川丈山の墓です。

徳川家康に仕えた漢詩の大家であり、煎茶の祖と伝えられる人物だそう。

一乗寺にある史跡 『詩仙堂』に掲げられた三十六詩仙と詩を選定したのは、この石川丈山と言われています。

                         烏龍茶


喫茶クリスタルの囁き|ω・)vol.70

2017-05-28 | 宿日記
🔜6月
幸せは やって来るのか来ないのか。
意外なところでブログを読んでいただいていることが二、三発覚して緊張します。



6月の月替りメニューは、久しぶりのご飯もの、ゆるふわオムレツ on ドライカレーです
クリスタルのややスパイシーなドライカレーに、たっぷりふわふわ卵。個人的には お醤油を少し落としたいところです
目新しさはないですが、なかなか愛おしいメニューかと思います。




以前にも お知らせしていましたが、只今、メニューの改編準備をしています。
昨年リニューアルしたメニューの一年の成果に鑑みて塾考されました。
近々、中村料理長(=カルロス)から発表されると思いますが、よろしくお願いします。


今月の月替りメニュー、クリスタルちゃんぽんクリ麺は、私のリンガーハットのちゃんぽん批評と中村料理長の微かな思惑で、あれよあれよと決定した不安なメニューでしたが、思った以上の人気で嬉しい限りです。有難うございます。
残り日数わずかですので、まだの方は是非。






ブリロー





ポジコフ&ネガチョフ

樂 雅臣 展

2017-05-27 | 宿日記

美術館えき京都にて開催されていました、石の彫刻家・樂 雅臣展覧会に行ってまいりました。

美術館での展覧会にしては珍しく、写真撮影がOKでしたので、カメラのシャッターを切りました。

地元京都生まれで、黒御影石を用いた独特の作風で評価されている若手の芸術家の方です。

この特徴的な形は鳥の嘴を模した形だそうです。

稲妻を表現した石や、輪廻転生を表した彫刻です。

時々美術館に足を運ぶと、心が洗われますね。

                               烏龍茶