京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

茄子

2016-09-20 | 日記・エッセイ・コラム

茄子

ナス科ナス属の植物。なすびともいう人も。
茎が濃い紫色をしていて、花は薄紫、そして実は黒っぽい紫をしている。
プランターで栽培しても立派な実をつける。
英語名がEggplantはその形状から付けられたか、どうかはわからないが言い得て妙である。
年中見られるが、本来は夏が旬の野菜。
種類は豊富。形状で言うと、スーパーで売られている普通の茄子(長卵型)のほか、米ナス、長ナス、丸ナス・・・
産地がついたブランドナスは京都では賀茂ナスが有名。
料理も和洋中と問わずレパートリーが広い。油との相性は抜群だし、焼く、煮る、蒸す、何でもごぜれか。
漬物にも使われる。
季節はもう秋。「秋ナスは嫁に食わすな」というが、はて?
とにかく、季節は移ろい行く。

あっちゃん


12月22日は冬至です!

2015-12-22 | 日記・エッセイ・コラム

      本日スーパーに行って見つけたキャッチフレーズです。

       無病息災 かぼちゃを食べてゆず風呂に入ろう!

一年のうち最も昼の時間が短い日です。冬至にかぼちゃを食べると、

         長生きするともいわれているそうです。

テレビをつけると、柚子にちなんでゆずり合いましょうと交通安全を呼びかけてますと

ニュースで言ってました。

ゆず湯に入ると芯から温まりますよ!                  <サイダー>


今年は、よく雪が積りますね!

2015-02-01 | 日記・エッセイ・コラム

昨日から寒い日が続き雪がちらついてました。

31日、京都市内に雪は無く美しい比叡山を眺める事ができました。

1日、朝目を覚ますと大雪でした。京都市北区は10㎝以上積りました。

2月の雪は、すぐに溶けます午前中で道路の雪はありませんでした。

<サイダー>


辻子(ずし)

2010-05-12 | 日記・エッセイ・コラム

Photo

京都市内には昔からの住宅や商店などが並んでいる細い通り道がありますがこの辻子は図子とも、また路地(ろーじ)との違いもいろいろあります。
京の中でよく知られている辻子は、了頓図子(りょうとんずし)、革堂図子(こうどうずし)だいうすの辻子(ずし)、膏薬図子(こうやくずし)、団栗辻子(どんぐりずし)などあります。

道から道へ通り抜ける事の出来るものや突き当たりになる道があります。

図子(ずし、辻子とも表記)というのはいわば横丁のような生活道路、大路小路の間をつなぐ短い裏道であって、一説では、図子は袋小路の突当りを貫通させ、通路として開放したものとなっています。

路地と異なり、一般人々の通りぬけが認められているのが特徴です。

京都市内に現存している場所が100以上あり、現在もそれぞれの生活空間を形成しているのです。

小さい時には鬼ごっこだったり、近道で幾度となく通り過ぎたりして街の中の生活の一部となっていたのですが、近年段々と少なくなってきています。

市内の町内単位で環境と観光に目を向けて、クーラーの室外機などを木製の箱の中に取り付けたり、石畳みの舗装にしている場所も見受け、京都市内の散策の機会があれば、突然現れる辻子を通ってみたりして実感して下さい。

街の風情を京町家だけでなく、住民が力を合わせて守り続けているこんな風景も楽しんで下さいね。

松井でした。(^_-)-