京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

一足早く秋

2018-08-20 | グルメ
生菓子はもう秋の意匠です。









▲上…ささ栗
黒煉切包白餡入。
見たまま可愛らしい栗と云うだけでなく、黒煉切の栗の中は白餡の栗の実と、細やかな演出に感動です。



▼下…初秋(はつあき)
粟製。
粟羊羹と黒砂糖入り琥珀羹のモダンな配色に惹かれて選びました。こんなにシンプルに秋が表現されるとは ( ;∀;)。
粟の朴訥とした味とすっきりと洗練された黒砂糖の対比が面白いです。





その他、琥珀羹の中に白あんが仄かに透けて見える紅葉を象った生菓子、下染(したぞめ)もとても美しかったです。








まだまだ暑い日が続きますが朝夕は涼しく、密やかに秋が近づいているようです。





ネガチョフとポジコフ