先日三室戸寺へ行ってきました。
以前にツツジの見所としてお奨めしました。
その時にも書いたのですが、アジサイも非常に有名です。
本当の満開には、少し早いかな、という感じではありましたが、それでも見事な咲きっぷりでした。
アジサイは梅雨の花で、それだけに雨が似合います。
英名・学名もHydrangeaといい、”Hydr”というのは水に関係する単語の頭につくことが多いですから、まさに水の花、というところでしょうか。
三室戸寺を訪ねたときには、晴れた良い天気で、それが残念でした。
晴れたことを残念と感じられるのも、アジサイならではでしょう。
漢字では「紫陽花」と書きますが、これは陽が似合うというより、陽のような花、ということでしょう。
梅雨空の下に昇る太陽、それがアジサイという花ですね。
アジサイは割合に花期が長いですから、まだまだ楽しめそうです。
ちなみに6月いっぱいの土日には夜間のライトアップもしているようです。
他に京都のアジサイの名所といえば、藤森神社、大原の三千院、京都府立植物園、といったところですかね。
アジサイは、鬱陶しい梅雨を少しでも楽しませてくれるありがたい花です。
”あいらんど”