いよいよ祗園祭です。
祗園祭は、もととも、全国で流行った疫病が鎮まるよう、祈念する行事でした。
今でいえば新型インフルエンザにでも例えられるでしょうか。
この祗園祭でそれを吹っ飛ばしたいところですね。
さて、祗園祭の山鉾巡行に向け、着々と準備が進んでおります。
昨日までに大きな鉾が建ち、今日辺りは小さな山などを組み立てていっています。
写真は船鉾の組み立て中の写真です。
今朝撮りたてのものです。
山鉾巡行は華やかで、見ていて楽しいもの。
でも、見るだけではなく祭に参加した感を味わいたい、という人には、曳き初めをお奨めします。
12日くらいに、大きな鉾では試し曳きをします。
つまり、鉾がちゃんと動くかを試すわけです。
その曳き初めには、通行人も参加することができます。
本番では曳くことができない女性も、この日は特別に曳くことができます。
動き始めるまでの手ごたえはなかなかのもの。
祗園祭に関われた、という気持ちになるのに十分です。
といっても、遊び半分では参加しないほうが良いでしょう。
あくまで神事の一環ですから、神妙な心持ちでいてください。
祗園祭は7月のひと月をかけて行われるお祭です。
山鉾巡行も良いけれど、その他にもいろいろな神事、催事が行われます。
是非いろいろな行事をご覧になってみてください。
”あいらんど”