京のおさんぽ

京の宿、石長松菊園・お宿いしちょうに働く個性豊かなスタッフが、四季おりおりに京の街を歩いて綴る徒然草。

今宮神社にて

2022-07-05 | 京都案内

北区にあります、今宮神社です。

創建は平安時代、一条天皇の代です。疫病を沈めるために建立されました。

江戸時代、三代将軍・徳川家光の側室「お玉の方」こと桂昌院の寄進により、神社は中興をはたします。

お玉は西陣の八百屋の娘から将軍の母となった人物で、「玉の輿」という言葉の由来と云われ知られています。

右に見えるのが「お玉の井」という井戸です。

こちらが本殿です。

平成期に相次いで嵐により南参道の大鳥居やご神木の大黒松を失ってしまいましたので、再建のための募金を集めておられます。

滋賀県の日吉大社から移された唐崎の松と、奥に小さくあるのが倒れたご神木の大黒松の孫木です。

参道の茶屋では名物のあぶり餅が販売されています。右側の一文字屋和輔さんは長保二年(西暦1000年)創業で、現存する日本最古の飲食店として知られております。

                                                 烏龍茶

 

 


竹中稲荷大神と茂庵

2022-04-11 | 京都案内
節分で有名な吉田神社の末社で、宇賀御魂神・猿田彦神・天鈿女神。






まるで伏見稲荷の千本鳥居を彷彿させる鳥居の数々?






江戸時代末期には多くの参詣者で賑わい、現在でも竹中稲荷講杜が組織され多数の崇敬者が講員に加入されている神社です
また、吉田山山頂まで歩いてたどり着いた先にある、ゆったりとした時間が流れる古民家カフェが「茂庵」です。
茂庵(旧谷川茂次郎茶苑)」として国の登録有形文化財に指定されています。






席から見える絶景を楽しみながら、こだわりのサンドイッチ味わってみて下さい。




非日常な空間で春の空気と京都の町の景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。



フロントよっしー







さくらであい館

2021-12-10 | 京都案内
京都三大河川、木津川、宇治川、桂川が出会う三川合流地点にほど近い、春には桜の名所となる背割堤にランドマークタワーがあります。


無料のエレベーターで展望室へ


360°パノラマビュー


北側


東側


南側


西側


国宝石清水八幡宮の男山はもちろんのこと今日はお天気も良いので京都タワーまで見ることができました。
一階には御手洗、無料のWiFiも完備されていました。
京都府全域の観光パンフレットも手に入れる事ができます。



フロントよっしー










京都水族館🐬

2021-08-06 | 京都案内
夏空の下、京都水族館に足を運びました。
1年ぶりの来館となります。


“水と共につながる、いのち。をコンセプトに館内すぐにお出迎え、国内最大級のスケールを誇るオオサンショウウオの展示コーナーです。







当館すぐの鴨川でオオサンショウウオが現れた事がニュースになった事があります。
運が良ければ.....。
続いて










魚眼レンズのある大水槽






自然や歴史を、遊びながら学び、楽しむことができます。 







展示だけにとどまらず、 遊びながら学ぶ「ふれあい」や飼育員による解説などを定期的に実施されています。











幻想的な光景、家の水槽で飼育したくなります。


















8月初旬にハンドウイルカ「キア」に赤ちゃんが誕生する予定との事で足を運びましたが、生まれたのか、まだ産まれてないのか?情報がありませんでした。

安心して出産できる環境づくりを優先する為、7月1日(木)よりイルカパフォーマンスを休止中です。


真夏の暑さでも、生き物とふれあい、鑑賞する事で心に涼を与えてくれる一日になります。


フロントよっしー








あやべグンゼスクエア【京都府綾部市】

2021-02-14 | 京都案内

まずは、このコロナ禍における昨日の地震災害で被害を受けられた皆さまに心よりお見舞い申し上げますとともに、これ以上の被害が拡大しませぬよう、心よりお祈り申し上げます。


さて福知山市を後にして隣の市、綾部市にやって来ました。






綾部市といえば肌着メーカー、グンゼの創業の地。








創業者 波多野鶴吉が愛した至誠、「社会からも、職工からも十二分に信用を得たる経営者その人であり、至誠の人いう他ならない」と人生哲学を語っておられます。






一本の生糸づくりから始まった綾部の養糸業発展に挑み、幅広い分野で「ここちよさ」を届けたグンゼ。




共存共栄、信頼愛情、技術立社を元に創業蔵、現代蔵、未来蔵と三部構成にて展示。

知って、学んで、体験できるグンゼスクエア。

見学が終われば去年オープンした宗右衛門カフェでひと休み、そして綾部の特産品のお買い物おすすめできる観光地です。








もうひとつを巡る海の京都をお伝えしてきました。

京都市内とは違った京都府北部には美食、絶景の宝庫がたくさんあります。

古代より大陸との交流の窓口として栄え、神話の舞台となった海の京都を是非観光地に入れていただき、アルバムの1ページに残していただきたいです。



フロントよっしー







日本の鬼の交流博物館 【京都府福知山市大江山】

2021-02-13 | 京都案内
こちらは京都府立丹後資料館からの天橋立の風景です。




宮津天橋立を後にして、宮津市、与謝野町、そして福知山市にまたがる連山、大江山の麓にある日本の鬼の交流博物館のご紹介です。



大江山と聞くと私は小式部内侍が百人一首で詠んだ「大江山いく野の道も遠けれど まだふみもみず天橋立」が真っ先に思いだされるのですが、ここは酒呑童子すなわちこの地に住んでいた鬼の頭領、鬼伝説の地。お酒が好きだった事から手下達にこう呼ばれていたそうです。
まずは平成の大鬼がお出迎えです。
高さ5m、重さ10tもある日本一の大鬼瓦。






館内に入ると、鬼、オニ、ONIとどこも主役の鬼たち。














大江山の鬼、日本各地の鬼、世界の鬼、そして鬼瓦までたくさんの資料を展示されています。











お天気もいい日なのにまだ積雪の残る大江山の麓で鬼達とどっぷり触れ合って見てはいかがでしょうか?
良い思い出ができるに違いありません。


フロントよっしー





金引の滝【かなびきのたき】

2021-02-12 | 京都案内
昨日ご紹介させていただいた京都府宮津市にあるもうひとつのおすすめ観光地【金引の滝】のご紹介です。






場所は宮津天橋立インターと天橋立のちょうど中間地点。




金引の滝は高さ約40m、幅約20mで京都府で唯一、日本の滝百選に選定された滝です。
右側にある滝が雄滝、左側が女滝。
下流には白龍の滝




臥龍の滝があります。




これらを総して金引の滝と呼ばれています。








写真だけではリアルな状況をお伝えし切れないですが、本日は貸切状態、滝壺がなく目の前で繰り広げられる水飛沫の迫力とマイナスイオンとの融合、なんとも贅沢な鑑賞となり時の経つのを忘れさせられる名爆です。


フロントよっしー




魚っ知館 【関西電力株式会社宮津エネルギー研究所水族館】

2021-02-11 | 京都案内
ここは京都府宮津市日本三景の一つ天橋立の近くにある関西電力宮津エネルギー研究所内 魚っ知館です。







魚に触れるタッチングプールが有名です。ただコロナの影響で水族館のみの営業。
大人から子供まで楽しめるレクレーション施設です。












丹後の海にすむ魚介類、珊瑚礁のある海にすむ熱帯魚など、約200種類4000匹の魚を見ることができます。












ぜひ天橋立の観光と共にご見学されてはいかがでしょうか?
京都市内の観光地だけにとらわれず京都府内にも魅力の観光地が盛り沢山ありますよ。
当館からも高速を使えば一、二時間で行ける観光地もこれからも紹介していきます。


フロントよっしー





京都市動物園

2020-12-01 | 京都案内
コロナ禍の中ですが、久しぶりに出かけました。
場所は京都市営地下鉄で蹴上駅あるいは東山駅、後は市バスもありアクセスは良いです。
平日でしたが、ご家族、保育園の団体さんで中々の盛況ぶりでした。
帰りに有名な山元麺蔵さんに寄ろうかと思いましたが、ものすごい行列が出来ており諦めました…またチャレンジしたいと思います。

赤い彗星

真夏の醍醐寺

2020-08-11 | 京都案内
長かった梅雨がやっと明けたかと思ったら、来ましたね!あっつい夏!
毎年お墓参りの帰りに、近くの醍醐寺に寄れなかったのも「暑いから」。
でも、今年は頑張りました(笑)。




地下鉄醍醐駅から徒歩でも行けるのですが、京阪バスに乗れば約10分で、
豊臣秀吉のお花見で有名な醍醐寺に到着します。






豊臣家の家紋が入った門の煌びやかさに比べて、この門のワビサビ感ハンパないですね。
こちらで拝観料800円を納めて中に入ります。








五重塔は日本最古の木造建造物だそうです。造られた年が900年代








暑い暑い言いながら歩きましたが、足元がコンクリートではない所はそうでもないのです。
緑に囲まれて風が吹くとここで暫く座っていたいな、などと思わせてくれるほどでした






今年は拝観される方も少なく、セミの泣き声と私たちの歩く砂利の音だけ響く境内では、
秀吉公がいた昔ってこんなだったのかなぁ、なんて想像をしてみるのも楽しいものです。

にゃんぱじすた