北区にあります、今宮神社です。
創建は平安時代、一条天皇の代です。疫病を沈めるために建立されました。
江戸時代、三代将軍・徳川家光の側室「お玉の方」こと桂昌院の寄進により、神社は中興をはたします。
お玉は西陣の八百屋の娘から将軍の母となった人物で、「玉の輿」という言葉の由来と云われ知られています。
右に見えるのが「お玉の井」という井戸です。
こちらが本殿です。
平成期に相次いで嵐により南参道の大鳥居やご神木の大黒松を失ってしまいましたので、再建のための募金を集めておられます。
滋賀県の日吉大社から移された唐崎の松と、奥に小さくあるのが倒れたご神木の大黒松の孫木です。
参道の茶屋では名物のあぶり餅が販売されています。右側の一文字屋和輔さんは長保二年(西暦1000年)創業で、現存する日本最古の飲食店として知られております。
烏龍茶