11月は七五三の月です。
七五三詣りは、平安時代に始まり室町時代頃に定着したといわれる習慣です。
男女3歳の「髪置(かみおき)の儀」(それまでそっていた髪を伸ばし始める)
男児5歳の「袴着(はかまぎ)の儀」(袴を着け始める)
女児7歳の「帯解(おびと)きの儀」(ひもで着けていた着物を帯で締め始める)
それぞれの儀式の名残りが合わさったものが七五三詣りです。
今とは違い、当時は医療が進んでいなかったために乳幼児の死亡率も高く、
子供を七五三の年齢まで無事に育てることは並大抵なことではなかったのです。
お子様の発育に感謝すると共に、健やかなご成長をお祈りしましょう!
子育てで大切な事は「自己肯定感(じここうていかん)」を育むことだと言われます。
「自己肯定感」とは「自分は価値ある存在であること」「自分が大切な存在である事」を子供自身が受け入れ理解することです。
「自己肯定感」を育むポイントを挙げてみます。
子供の感情を受け止める事
子供の感情はコロコロ変わるものです。
怒ったり悲しんだりしている時は「怒っちゃダメ」「泣いちゃダメ」と子供の感情を否定するのではなく、まずは一度受け止めてあげるようにしましょう。
そうすることで子供は「どんな自分でも受け入れてもらっている」と感じることが出来ます。
当たり前の行動をほめること
親は当たり前だと思っても、子供は気づかないところで努力しているかも知れません。
いつもはできている事でも「いつもえらいね」「手伝ってくれてありがとう」とほめてあげて下さい。
プラスの言葉を使う事
例えば、かけっこで負けてしまった時は「惜しかったけど、また次頑張ろうね。」とプラスの言葉を使って励ましてあげましょう。
必要な時は甘えさせてあげる事
「お話聞いて」や「お膝に座っていい?」などは子供の自立に必要な甘えであり、不安や寂しさを解消することにもつながるため、甘えさせてあげましょう。
子供にとって親や身近な人の生き方が一番影響を与えます。
自分の生き方、後ろ姿が常に子供に見られている、そして影響を与えているという気持ちで毎日を過ごしたいものです。
「幸せとは誰かのために生き、その人の幸せな姿をこの目で見ることです。」
マハトマ・ガンディー(政治指導者、インド独立の父)
今日も良い一日を!
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