12月1日の言葉は「正月事始め」と「初詣(恵方詣り)」です。
今年も正月三が日の混雑を避ける為に、12月13日の「正月事始め」の日より来年のお札や縁起物を頒布致します。
「正月事始め」は文字通り「元旦を迎える準備」すなわち「神様をお迎えする準備を始める日」とされています。
正月を迎える前に神様をお迎えする準備を12月13日から始めるわけです。
神様をお祀りするにあたり、まず家庭の中心に神棚をお祀りしましょう。
日本全国の守り神である伊勢の神宮のお札「天照皇大神宮」と
地域の守り神である氏神(うじがみ)様のお札(当社では「嚴島神社御璽(ぎょじ)」)をまずお祀りし、
ほかに崇敬する神社のお札があれば一緒にお祀りします。
そのほかに、玄関には門神(かどのかみ)、台所には水神(みずのかみ)、竈神(かまどのかみ)、トイレには厠神(かわやのかみ)、庭の祠(ほこら)には大地主神(おおとこぬしのかみ)をお祀りします。
そして日々の暮らしの中で感謝の祈りを捧げるとともに、新たに迎える年の幸せをお祈りしましょう。
初詣の起源は「恵方詣(えほうまい)り」といって、その年の「恵方」の方角にある社寺に参拝してその年の幸福をお祈りした事から始まります。
「恵方」というのは陰陽道(おんみょうどう)でその年をつかさどる神様(年神様(としがみさま))がいらっしゃる方角です。
恵方は毎年方角が変わりますが、令和7年の恵方は「西南西」(真西より少し南)です。
恵方詣りの方法は
- 自宅から見て、「西南西」の方角にある社寺にお参りする。
目的の神社が自宅から見て、西南西の方角にない場合は
- まず西南西に向かって少し歩いてから、方向を変えて目的の神社へお参りする。
- 目的の神社の位置が自分から見て西南西の位置になる所まで歩いて、そこから西南西に方角を変えてお参りする
今年はどちらかの方法で「初詣(恵方詣り)」をされてはいかがでしょう!
今日も良い一日を!
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