北海道新聞 08/10 23:43

道は10日、政府が2020年に胆振管内白老町に開設するアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間」のPRキャラバンを、今月から始めると発表した。開設PRアンバサダー(大使)として俳優の宇梶剛士さん(55)を起用し、道内外7カ所で民族伝統の踊りや料理を楽しむイベントを展開する。
道は政府が掲げる象徴空間の年間来場者目標100万人達成に向け、本年度予算にPR関連費約4億円を計上。キャラバン事業はその一環で、第1弾のイベントを23~29日にJR札幌駅西口で開く。民族衣装の試着や伝統的なチセ(家)に入った気分が味わえるVR(仮想現実)体験、アイヌ文化のワークショップなどを実施。25、26日にはアイヌ料理の試食や伝統舞踊の公演も行う。
アンバサダーとなる宇梶さんは、母親がアイヌ民族の権利回復運動などに取り組む日高管内浦河町出身の静江さん(85)=埼玉県在住=。25日午前11時からJRタワープラニスホール(札幌エスタ11階)で就任発表会を行い、トークショーやアイヌ民族団体が伝統舞踊を披露する。定員200人で先着順。
キャラバン事業は9月下旬に日高管内新ひだか町、10月中旬に福岡県、同下旬に帯広市、11月上旬に沖縄県、12月上旬に仙台市で開催。12月中旬に再び札幌市で開き、同11日予定の象徴空間開設500日前のカウントダウンイベントなどで盛り上がる。
問い合わせは道アイヌ政策課(電)011・204・5185へ。(村田亮)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/217566

道は10日、政府が2020年に胆振管内白老町に開設するアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間」のPRキャラバンを、今月から始めると発表した。開設PRアンバサダー(大使)として俳優の宇梶剛士さん(55)を起用し、道内外7カ所で民族伝統の踊りや料理を楽しむイベントを展開する。
道は政府が掲げる象徴空間の年間来場者目標100万人達成に向け、本年度予算にPR関連費約4億円を計上。キャラバン事業はその一環で、第1弾のイベントを23~29日にJR札幌駅西口で開く。民族衣装の試着や伝統的なチセ(家)に入った気分が味わえるVR(仮想現実)体験、アイヌ文化のワークショップなどを実施。25、26日にはアイヌ料理の試食や伝統舞踊の公演も行う。
アンバサダーとなる宇梶さんは、母親がアイヌ民族の権利回復運動などに取り組む日高管内浦河町出身の静江さん(85)=埼玉県在住=。25日午前11時からJRタワープラニスホール(札幌エスタ11階)で就任発表会を行い、トークショーやアイヌ民族団体が伝統舞踊を披露する。定員200人で先着順。
キャラバン事業は9月下旬に日高管内新ひだか町、10月中旬に福岡県、同下旬に帯広市、11月上旬に沖縄県、12月上旬に仙台市で開催。12月中旬に再び札幌市で開き、同11日予定の象徴空間開設500日前のカウントダウンイベントなどで盛り上がる。
問い合わせは道アイヌ政策課(電)011・204・5185へ。(村田亮)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/217566