中央社フォーカス台湾 8/30(月) 21:25配信

海外向け動画配信プラットフォーム「Taiwan+」のサービス開始セレモニーに出席する頼清徳副総統(中央)や文化部の李永得部長(右3)、中央社の劉克襄董事長(右1)など
(台北中央社)台湾初の海外向け動画配信プラットフォーム「Taiwan+」(タイワンプラス)が30日、サービスを正式に開始した。同プラットフォームは文化部(文化省)が行う事業で、台湾のニュースをはじめとする多様な映像コンテンツを英語で発信する。記念セレモニーが同日夜、台北市内で開かれ、頼清徳(らいせいとく)副総統など政府要人や各国の駐台使節らがサービス開始を祝った。
Taiwan+は台湾の声を世界に届けることを目的として立ち上げた映像ストリーミング配信サービス。ニュース、文化、テクノロジー、自然、ライフスタイルの5つのカテゴリーの映像コンテンツを配信するほか、台湾や世界の出来事を伝えるニュース番組を毎日早朝、午後、夜の3つの時間帯にライブ配信する。また、公共メディアの台湾公共広播電視集団や民間のチャンネルなどと手を組み、ニュース以外の番組やドキュメンタリー、ドラマなど多様なコンテンツを世界に届ける。
サービス開始日の30日夜に開かれた式典には、頼氏のほか、游錫堃(ゆうしゃくこん)立法院長(国会議長)や李永得(りえいとく)文化部長(文化相)、中央社の劉克襄(りゅうこくじょう)董事長(会長)らが出席。駐台使節の来賓としては、中華民国(台湾)と外交関係を結ぶセントクリストファー・ネービスの駐台大使や、日本やカナダの駐台代表、米国や欧州の商工会の代表者など計10人余りが出席した。
蔡英文(さいえいぶん)総統はビデオメッセージを寄せ、台湾の新世代の人々の任務は「自由を基礎として台湾を国際化させることだ」と述べた上で、「このビジョンを実現させるためには、われわれの多様性と成果、そして国際社会に貢献したいという願いを示すプラットフォームが必要だ」と同サービスの意義を強調した。
頼氏はあいさつで、Taiwan+を通じて、台湾人が考えていることや台湾で今起きていること、世界に貢献できることなどを世界共通の言語と広い視野、台湾ならではの背景によって世界の視聴者に伝えられればと願った。
セレモニーの冒頭では、台湾原住民(先住民)族プユマ族の歌手、サンプーイ(桑布伊)が力強い歌声を披露し、Taiwan+の幕開けに華を添えた。
Taiwan+は公式サイト(www.taiwanplus.com)のほか、スマートフォン用アプリ、ユーチューブやフェイスブック、ツイッター、インスタグラムなどの各SNSで視聴することができる。アプリはiOSとAndroidに対応している。
台湾歴史ドラマ「斯卡羅」(SEQALU:Formosa 1867)の海外向け配信も同日、Taiwan+の公式サイトやアプリ、公式ユーチューブチャンネルで始まった。(名切千絵)
https://news.yahoo.co.jp/articles/43b3dae683a224675517f6bcc2b69a5610d2913a

海外向け動画配信プラットフォーム「Taiwan+」のサービス開始セレモニーに出席する頼清徳副総統(中央)や文化部の李永得部長(右3)、中央社の劉克襄董事長(右1)など
(台北中央社)台湾初の海外向け動画配信プラットフォーム「Taiwan+」(タイワンプラス)が30日、サービスを正式に開始した。同プラットフォームは文化部(文化省)が行う事業で、台湾のニュースをはじめとする多様な映像コンテンツを英語で発信する。記念セレモニーが同日夜、台北市内で開かれ、頼清徳(らいせいとく)副総統など政府要人や各国の駐台使節らがサービス開始を祝った。
Taiwan+は台湾の声を世界に届けることを目的として立ち上げた映像ストリーミング配信サービス。ニュース、文化、テクノロジー、自然、ライフスタイルの5つのカテゴリーの映像コンテンツを配信するほか、台湾や世界の出来事を伝えるニュース番組を毎日早朝、午後、夜の3つの時間帯にライブ配信する。また、公共メディアの台湾公共広播電視集団や民間のチャンネルなどと手を組み、ニュース以外の番組やドキュメンタリー、ドラマなど多様なコンテンツを世界に届ける。
サービス開始日の30日夜に開かれた式典には、頼氏のほか、游錫堃(ゆうしゃくこん)立法院長(国会議長)や李永得(りえいとく)文化部長(文化相)、中央社の劉克襄(りゅうこくじょう)董事長(会長)らが出席。駐台使節の来賓としては、中華民国(台湾)と外交関係を結ぶセントクリストファー・ネービスの駐台大使や、日本やカナダの駐台代表、米国や欧州の商工会の代表者など計10人余りが出席した。
蔡英文(さいえいぶん)総統はビデオメッセージを寄せ、台湾の新世代の人々の任務は「自由を基礎として台湾を国際化させることだ」と述べた上で、「このビジョンを実現させるためには、われわれの多様性と成果、そして国際社会に貢献したいという願いを示すプラットフォームが必要だ」と同サービスの意義を強調した。
頼氏はあいさつで、Taiwan+を通じて、台湾人が考えていることや台湾で今起きていること、世界に貢献できることなどを世界共通の言語と広い視野、台湾ならではの背景によって世界の視聴者に伝えられればと願った。
セレモニーの冒頭では、台湾原住民(先住民)族プユマ族の歌手、サンプーイ(桑布伊)が力強い歌声を披露し、Taiwan+の幕開けに華を添えた。
Taiwan+は公式サイト(www.taiwanplus.com)のほか、スマートフォン用アプリ、ユーチューブやフェイスブック、ツイッター、インスタグラムなどの各SNSで視聴することができる。アプリはiOSとAndroidに対応している。
台湾歴史ドラマ「斯卡羅」(SEQALU:Formosa 1867)の海外向け配信も同日、Taiwan+の公式サイトやアプリ、公式ユーチューブチャンネルで始まった。(名切千絵)
https://news.yahoo.co.jp/articles/43b3dae683a224675517f6bcc2b69a5610d2913a