日高報知新聞 2021.09.21
【新ひだか】町は、アイヌ民族が儀式で使うサケの捕獲許可申請(9月15日~11月15日まで)を道に提出し、許可を得て17日から3日間(予定)、三石アイヌ協会(幌村司会長、会員9人)が儀式用サケを捕獲した。アイヌ伝統文化継承が目的で、今年で2年目となる。
サケを捕獲する前の自然界への感謝の儀式
17日は、幌村会長ら10人が参加し、三石川の蓬莱橋周辺でアイヌ民族伝統儀式の「アシリチェプノミとチェプ漁」を行った。
アシリチェプノミはサケを迎える儀式で、神に祈りを捧げたあと、網を使ったチェプ漁でそ上中のサケ30匹(上限)を3日間かけて捕獲する。
捕獲したサケは、10月3日予定のイチャルパ(先祖供養祭)の儀式などに使われる。
幌村会長は「アシリチェプノミは新しいサケを迎える感謝の儀式。サケがたくさん帰ってきて、豊漁になることをお祈りした。今後も捕獲を継続していきたい」と話していた。
サケを捕獲する三石アイヌ協会の会員たち
http://www.hokkaido-nl.jp/article/23126
【新ひだか】町は、アイヌ民族が儀式で使うサケの捕獲許可申請(9月15日~11月15日まで)を道に提出し、許可を得て17日から3日間(予定)、三石アイヌ協会(幌村司会長、会員9人)が儀式用サケを捕獲した。アイヌ伝統文化継承が目的で、今年で2年目となる。

17日は、幌村会長ら10人が参加し、三石川の蓬莱橋周辺でアイヌ民族伝統儀式の「アシリチェプノミとチェプ漁」を行った。
アシリチェプノミはサケを迎える儀式で、神に祈りを捧げたあと、網を使ったチェプ漁でそ上中のサケ30匹(上限)を3日間かけて捕獲する。
捕獲したサケは、10月3日予定のイチャルパ(先祖供養祭)の儀式などに使われる。
幌村会長は「アシリチェプノミは新しいサケを迎える感謝の儀式。サケがたくさん帰ってきて、豊漁になることをお祈りした。今後も捕獲を継続していきたい」と話していた。

http://www.hokkaido-nl.jp/article/23126