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意見発表大会で静農高・佐藤さん全国へ アイヌ民族の食文化紹介、全道最優秀

2021-09-09 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/09 05:00
全道意見発表大会で最優秀賞を受賞した佐藤涼さん
 【新ひだか】農業高校の生徒らが授業での成果などを発表する第41回全道意見発表大会(日本学校農業クラブ北海道連盟主催)で、アイヌ民族の伝統料理に学んだ経験を語った静内農業高3年の佐藤涼さん(18)が最優秀賞を受賞し、全国大会出場を決めた。同高生の全国出場は16年ぶり。
 全道大会は8月27日にオンライン方式で開催され、全道から計13校27人が「生産・流通・経営」など3部門に出場した。
 このうち、「ヒューマンサービス」部門に出場した佐藤さんは、「食べて知るアイヌ民族の食文化」と題して発表。道産食材を使ったおにぎりのレシピを競う昨年のコンテストで、アイヌ伝統料理「チェプオハウ(サケの具だくさん汁)」で炊き込んだご飯でおにぎりを作り、大賞を受賞した経験を話した。
 審査員からは、アイヌ民族の食文化や食に対する感謝の気持ちが具体的に伝わる内容が評価された。佐藤さんは「食べ物を無駄にしないアイヌ民族の知恵や生き方を学び、食品ロスを考える上でも大切なことだと思った」と話している。
 全国大会は10月26~28日に兵庫県で開催予定。北海道など全国9ブロックから3分野の最優秀賞の計27人が出る。(杉崎萌)
◆「チェプオハウ」の「プ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/587124

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先住民の科学教育研究拠点に 伝統的竹工芸取り入れた新施設着工/台湾

2021-09-09 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾 2021/09/08 17:25
清華大原住民族科学発展センターの起工式に臨む同大関係者やタイヤル族の人たち
(新竹中央社)国立清華大学(新竹市)で7日、台湾原住民(先住民)族の科学教育に関する研究施設の建設が始まった。伝統的な竹工芸の特色を取り入れた建物になる。賀陳弘学長は、オーストロネシア語族の科学教育と科学コミュニケーションの研究教育拠点にしたいと期待を示した。
起工式ではタイヤル族の長老がタイヤル語で吟唱し、工事の順調な進展と安全を祈願した。
同大原住民族科学発展センターの傅麗玉主任によれば、建材には新竹県尖石郷のケイチクを使用。建物は地上1階、地下1階で教室、研究室、展示スペース、穀物倉庫、展望台などが設置される。台湾原住民族16族に関連する品を不定期で展示するとしている。
傅主任によると、原住民族の特色を示す竹の建築を法律の基準を満たした上で作り上げるため、竹材と鉄骨を組み合わせた新しい工法を開発。竹材は事前に蒸煮(じょうしゃ)したり火で炙るなどして強度を高めた。殺虫、防腐効果も期待できる。竹材は一定の年数が過ぎた後に交換でき、メンテナンスもしやすいとしている。また、竹は中が空洞のため、断熱効果が高いとし、このような新しい建築工法が広がれば、原住民集落の竹産業の活性化にもつなげられると語った 。
賀陳学長は、原住民の豊かな文化や芸術は多くの人に知られているものの、それらと同じように重要である科学の知恵は忘れられがちだと述べ、センターの設立によって原住民の生活の知恵への探究が深まればと展望を話した。(郭宣彣/編集:齊藤啓介)
https://japan.cna.com.tw/news/asoc/202109080005.aspx

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北海道 星野リゾートが札幌・小樽・白老にホテルを開業 その狙いとは・・

2021-09-09 | アイヌ民族関連
HTB 9/8(水) 18:56配信
この冬、星野リゾートが札幌・小樽・白老に3つのホテルをオープンします。
 コロナ禍で相次いでホテルを開業する狙いとは?
 白老町の民族共生象徴空間「ウポポイ」。
 そのすぐそばに来年1月14日開業するのが…「界ポロト」。
 星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」の19施設目で北海道初進出です。
 界ポロト遠藤美里総支配人「敷地内に大胆に引き込んだ湖が特徴的で全客室からポロト湖の雄大な景色をご覧いただけます。露天風呂においてもポロト湖にせり出しておりまして、ポロト湖と一体感を感じていただける」
 温泉は北海道遺産にもなっている「モール温泉」。大浴場は2つありまるで洞窟の中にいるかのような造りの「〇湯」は日帰りでも楽しむことができます。アイヌ文化と白樺をモチーフにした客室は全42室。
 気になるお値段は1泊2食付きで2万8000円から。
 星野リゾート星野佳路代表「コロナ禍もワクチン接種で観光産業の状況はかわるだろうと思うので国内旅行市場を積極的に狙っていくタイミングに入ってきていると思います」
 この冬開業するホテルは他にも。
 星野リゾートが展開する都市観光ホテル「OMO」が旭川に続き札幌と小樽にも誕生します。
 その場所は、すすきの。地下鉄の駅から徒歩5分で利便性は抜群です。
 OMO3札幌すすきの羽毛田実総支配人「OMO3札幌すすきののコンセプトは幸せな夜更かし。すすきの食の魅力を思う存分楽しんでいただける」
 ホテルでは周辺の飲食店などいわゆるご近所と協力して「すすきのはしご酒ツアー」を計画中。
 ツアーの最後は和食の料理長がプロデュースする「シメパフェ」で締めくくります。
 こちらのホテルは1泊4500円から宿泊することができます。
 さらに、小樽駅から10分運河にもほど近い場所に誕生するのが…
 「OMO5小樽」。旧小樽商工会議所をリノベーションしたした南館と機能性・デザインを追及した北館で構成されています。
 小樽といえば海鮮丼。客が朝市でどんぶりを持って歩けば市場の人が勝手におすすめのネタを乗せてくれる「勝手にお節介丼ツアー」を計画中です。宿泊料金は1泊7500円から。
 しかし、コロナ禍でホテル業界が苦境に立たされる中、なぜ相次いでホテルを開業するのでしょうか。
 星野リゾート星野佳路代表「(札幌・小樽は)コロナ禍において施設のオーナーがさんが私たちに運営をスイッチするということを選んでいただいた案件です。3年後くらいを目指して適正な価格で80%くらいの稼働を確保できるように誘導していきたい」
https://news.yahoo.co.jp/articles/49be4ad43e16257093bcb8de1029804870468ca1

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