先住民族関連ニュース

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カムイ、空飛ぶ超人、謎解き…アイヌ口承文芸の深い世界

2024-12-29 | アイヌ民族関連

 

千葉大学名誉教授 中川裕 「アイヌ文化の物語」スタディーズまとめ読み

日本経済新聞 2024年12月29日 5:00

アイヌの人々は口承で豊かな物語を伝えてきた。カムイの視点で展開する神謡、人間の体験を語る散文説話、そしてドラマチックな冒険談の英雄叙事詩だ。アイヌ語研究者の中川裕氏が、物語を入り口に今日まで続くその文化を案内する。

(1)カムイの語り「神謡」にみるアイヌ文化の伝統的世界観

知里幸惠の人生を題材にした映画「カムイのうた」で主人公テル(右)と叔母が神謡を語る場面©シネボイス

アイヌ民族が語り伝えてきた物語のひとつに、神謡というジャンルがある。神謡とは一言で言ってしまえば、カムイが自分の体験を物語る話であるということになるが、まずはカムイとは何かから説明しなければならないだろう。…記事を読む

(2)カムイも登場、実際の体験談 「散文説話」で教訓や歴史

「桂の木の舟と、栓の木の舟の喧嘩」に登場する丸木舟。今も舟を川に浮かべる儀式などが行われている=千歳アイヌ文化伝承保存会提供

前回紹介した神謡は「謡」という訳語が示すように、節をつけて歌うように語る物語である。それに対して散文説話はその名前の通り、節をつけずに語る。よく「昔話」のように訳されてきたが、日本の口承文芸研究では、昔話というのは語っている人も聞いている人も、それが本当にあったことだとは信じていない物語だと規定されることがある。…記事を読む

(3)アイヌ文学「英雄叙事詩」はエンタメ 異次元・超人の冒険

英雄叙事詩で刀は欠かせないモチーフ。北海道白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)では、その場の魔を払う「刀の踊り」が上演されている=(公財)アイヌ民族文化財団提供

神謡、散文説話と並んで、アイヌの物語文学の中心をなすのは、英雄叙事詩である。英雄というと、力が強くて勇気ある人間というイメージがあるだろうが、英雄叙事詩の主人公は普通の人間ではない。というかおもな登場人物はみんないわば超能力者である。誰もが空を飛んで戦い、はらわたを裂かれても容易には死なない。…記事を読む

(4)現代に生きるアイヌ口承文芸 アニメも斬新ビジュアルで

アイヌ民族文化財団のウェブサイトで公開されている「ニタイパカイェ」は英雄叙事詩の世界をアニメで描く

現在アイヌ語を母語としている人はもういないし、アイヌ語だけが使われるコミュニティというものも存在しない。では、ここで紹介したようなアイヌの物語はもはや口にされることのないものになってしまっているのだろうか?…記事を読む

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD2308E0T21C24A2000000/


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「だしが出ていておいしいです」…料理づくりや踊りなど アイヌ文化に親しむ体験イベント 北海道七飯町

2024-12-29 | アイヌ民族関連

 

HTB 2024年12月28日 17:59 掲載

北海道七飯町でアイヌの人たちから直接、踊りや料理などの文化を学び体験するイベントが開かれました。
町民にアイヌ文化に親しんでもらおうと、28日に七飯町が道内各地のアイヌの人々を招いて開いたこのイベント。
食文化の体験では参加した35人がキッチンで鹿肉を使った汁物や、カボチャの和え物づくりなどに挑戦。少ない調味料で素材の味を生かすアイヌ料理を堪能していました。
■参加者:「だしが出ていておいしいです」
■参加者:「あまり難しくなくて楽しかった」
Qまたやりたい?
「うん」

https://www.htb.co.jp/news/archives_29515.html


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「ヘイトをやめろ」「差別の意図はない」街頭で渦巻く声、アイヌ施策推進法から5年…SNS上で続くアイヌ差別に「実効性ある取り組み必要」

2024-12-29 | アイヌ民族関連

 

HBC 12/28(土) 8:52

アイヌを先住民族と明記し、アイヌであることを理由にした差別を禁じた「アイヌ施策推進法」からことしで5年がたちました。しかし、今も形を変えた差別が続く実態が浮き彫りになっています。

【写真を見る】アイヌ施策推進法から5年「ヘイトをやめろ」「差別の意図はない」街頭で渦巻く声

11月21日、北海道内選出議員として初めて、アイヌ施策担当大臣となった伊東良孝衆議院議員が、胆振地方の白老町にあるウポポイ=民族共生象徴空間を訪れました。

■アイヌ施策推進法から5年 差別問題に大臣はどう対応?

視察後の会見では、記者からアイヌに対する差別の問題にどう取り組むのか質問が投げかけられました。

伊東良孝アイヌ施策担当大臣

「アイヌであることを理由として、差別することはあってはならない、私もアイヌ施策担当大臣としてアイヌの方々が民族としての誇りを持って生活することができ、その誇りが尊重される社会の実現に向けて力をつくしていきたい」

2019年に成立したアイヌ施策推進法。法律で初めてアイヌを「先住民族」と位置づけ、アイヌであることを理由とした差別を禁止しましたが、罰則は設けられていません。

施行から5年を迎えた今年からは、法律の見直しが可能となり、伊東大臣は「アイヌの方々と対話を重ねながら法律の施行状況を検討していく」との考えを示しました。

■警察が警備のイベント 市民団体は「アイヌ差別やめろ」

白石区民センターシュプレヒコール(11月15日)

「アイヌヘイトやめろ。差別をやめろ」

一方、札幌市ではアイヌをテーマに開かれたイベントに対し、市民団体らが抗議の声をあげました。

大臣がウポポイを視察する1週間前、札幌市の施設「白石区民センター」で開かれたイベントに多くの警察官が動員されました。

「講演会&パネル展」。具体的なタイトルのないイベントのチラシには「アイヌ副読本教材を検証」「小中学生の父兄同伴大歓迎」と書かれていました。

イベントを開いたのは、日本会議北海道本部など保守系の団体。

会場にはアイヌの同化を進め、その後廃止された「北海道旧土人保護法」を称賛したり、アイヌが「先住民族」であることに疑問を呈するようなパネルが並べられました。

会場の外では、こうした内容がアイヌへの差別にあたるとして市民団体らが抗議の声をあげました。

抗議のシュプレヒコール

「アイヌヘイトやめろ。差別をやめろ」

抗議に参加した国立民族学博物館 マーク ウィンチェスター助教

「アイヌの間違った歴史間違った解釈を子どもたちに教え込むという趣旨で、講演会が行われている。そうした歪曲された歴史、間違った歴史を聞いた子どもたちがそれをもって、もしかしてその子どもの学校に、同じ学級にアイヌの子どもがいるかもしれない。アイヌの子どもに対してその子どもたちが、今度どう思うか」

抗議に参加したアイヌの男性

「『アイヌってずるなんじゃないの?いないんだからないんだからそんなのずるなんじゃないの』『偽物なんじゃないの』という風潮が広まると、アイヌである当事者のどもとかが『うちはそんな偽物ものなんだ』みたいなふうに、自分のアイデンティティを否定してしまう結果につながってしまうし、許されるべきではない」

講演会では、講師らが道内の小中学校で配布される教材「アイヌ副読本」について、北海道の土地を「アイヌの人たちにことわりなく、一方的に日本の一部にした」との記述には、問題があるなどと指摘しました。

■主催者は「差別の意図はない」講演会に小中学生も参加

イベントを開いた日本会議北海道本部の幹部は、HBCの取材に「差別する意図は一切ない」と主張します。

日本会議北海道本部 菅原勝明常任理事

「何も知らない人たちに副教材とか、ああいうものがちょっと違うんじゃないか。違うのならこういうのがあるんですよと。そういう場を設けた方がいいということですね」

講演会には70人ほどの人が参加し、中には小中学生もいたといいます。

日本会議北海道本部 菅原勝明常任理事

(ネガティブな情報だけを並べたという意識はない?)「全然ないですよ。まだまだアイヌ問題については、いろいろな表現がされているから。だからたくさんあるんじゃないですか」

■SNSなど現在も続くアイヌ差別「実効性ある取り組みが必要」

北海道大学の文学研究院で日本史を研究する谷本晃久(たにもと・あきひさ)教授は、主催者側には「北海道に入植・開拓した歴史を肯定化したい」という思惑があるのではないかと指摘します。

北海道大学大学院文学研究院 谷本晃久教授

「入浴の問題であったり、至れり尽くせりの保護法っていうのも、本来はアイヌ民族の権利を奪ったうえで、わずかな土地を与えるあるいは、違う文化を見下しながら自らの文化を押し付けていく、それが近代化でありアイヌ民族には幸せだったんだ、こういう論理で植民支配を正当化する」

「特に当事者が、ああいったパネルを見たときに、傷ついたり気分を害したりするってことは当然あると思う。それこそがハラスメントですよね」

道が先月、結果を公表した今年度の「道民意識調査」。

26.9%の人が、アイヌの人々への差別や偏見を直接見聞きしたことがあると回答しました。昨年度アイヌ民族に対して、道が行った調査でも、およそ3割の人が差別を経験したと回答。差別を受けた場面については「SNSなどインターネット上の書き込み」が一番多かったことがわかりました。

こうした状況について鈴木知事は、SNS対策などより踏み込んだ検討が必要との見解を示しました。

鈴木知事会見(11月26日)

「道としては、フォーラムの開催とか啓発冊子の作成、配布などをこれまでも行ってきた。ただ、このSNSへの対策や若年層に向けた啓発など、やはり差別の解消につながるように検討して、アイヌの方々に対する正しい理解の促進にしっかり努めていかなければならない」

SNSなどを中心に差別が今も続いていることについて、北海道大学でアイヌ民族について研究する北原モコットゥナシ教授は、アイヌの歴史について知ることと同時に差別を禁止する実効性のある制度が必要だといいます。

北海道大学 アイヌ・先住民研究センター 北原モコットゥナシ教授

「差別をアイヌ施策推進法4条で禁じているけれども、そもそも差別とは何が該当するのかきちんと検討することと、それからそれを監視する第三者機関、公的な機関を作らないと、なかなかその実効性のある取り組みにはつながらないと思う」

法律の施行から5年、差別のない社会の実現に向けた本格的な検討が必要とされています。

■罰則がない差別禁止に限界も…

全国では条例でマイノリティへの差別を禁止して罰則を設けた自治体もあるんですね。

《神奈川県川崎市の条例》

人種や民族、性的指向などについてあらゆる差別的な取り扱いを禁止

⇒在日コリアンなどに対して、ヘイトスピーチを繰り返した場合、罰金を科す

《道に条例制定の考えは?》

鈴木知事

「まずはアイヌ施策推進法という法律がある中で、道だけでなく国としても全国でアイヌ差別の実態調査を進めてほしい」

https://news.yahoo.co.jp/articles/335be3a69779c49fcfd8195940a9755efdd89979


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アイヌ文化に触れる ウポポイで探究型教育旅行プログラム 初回は湘南学園中高校  白老

2024-12-29 | アイヌ民族関連

 

苫小牧民報 2024/12/28配信

 白老町で民族共生象徴空間(ウポポイ)を運営するアイヌ民族文化財団は、同財団が作成し、共生社会についてウポポイと西胆振地域で学べる「冬季探究型教育旅行プログラム」を授業で活用する高校の受け入れを開始した。27日に1校目となる湘南学園中学高校…

この続き:681文字

https://www.tomamin.co.jp/article/news/area2/158738/


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「北海道のお葬式」展 アイヌの人々と本州からの移住者の祭具など約550点を展示 北海道博物館

2024-12-29 | アイヌ民族関連

 

HTB 2024年12月28日 12:21 

アイヌの人々と本州から北海道に移住してきた人たちが葬式に使っていた道具の展示会が札幌の北海道博物館で開かれています。
会場には近代以降に道内で行われていた葬式の道具などおよそ550点が展示されています。
アイヌの人々の間では死後の世界でも現世と同じ生活が繰り返されるという死生観があり、墓には副葬品として耳飾りやひもなどが収められたということです。
■北海道博物館 尾曲香織学芸員:
「アイヌの葬式の道具は靴やひもなど使うものがとにかくたくさんあってそれぞれの違いを見ていただければ。」
展示会は入場無料で、あす(12月29日)から2025年1月3日までの休館日を挟んで2025年1月13日まで開かれています。

https://www.htb.co.jp/news/archives_29512.html


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日本は「国内人権機関」設置せよ 国連が勧告・要請28回

2024-12-29 | アイヌ民族関連

 

赤旗 2024年12月28日(土)

紙議員・はたやま比例予定候補ら訴えで判明

 政府から独立した国際基準に基づく人権救済機関である「国内人権機関」を創設しない日本政府に対し、国連の各人権機関による設置の勧告・要請が28回にのぼることが分かりました。法務省が日本共産党の紙智子参院議員に資料を提出し、明らかになりました。(党国会議員団北海道事務所・小田一郎)

(写真)アイヌ民族の先住権などについて政府に申し入れる(右から)紙、はたやま各氏ら=7月23日

 国内人権機関は、1993年12月、国連総会で採択されました。メンバー、財政基盤、活動のすべてで「政府からの独立」が最重要とされ、120カ国以上が設置しています。

 「子どもの権利委員会」と「人種差別撤廃委員会」は各5回、「国連人権理事会」と「自由権規約委員会」、「女性差別撤廃委員会」は各4回、日本に勧告しています。

 人権理事会は、国連の全加盟国の人権記録を4年ごとに「普遍的・定期的レビュー」(UPR)で審査しています。

 昨年は「ビジネスと人権作業部会」が訪日し、旧ジャニーズ事務所の性加害事件などを調査。今年5月、ビジネスと人権の行動計画促進のために、国内人権機関の設立は重要な一歩だとしています。

 紙議員は、「日弁連や国内の人権団体も設置を求めています。女性やLGBTQ+、障害者、外国人、先住民族、子どもや高齢者ら人権リスクにさらされている人たちすべての救済を進めるために、設置は待ったなしです」と話します。

 はたやま和也元衆院議員・参院比例予定候補は、紙、岩渕友両参院議員とともに、人権侵害とたたかう北海道内の当事者や支援団体などと懇談を重ね、政府に直接要請しています。

 自民党の杉田水脈衆院議員(当時)によるアイヌ女性への侮辱に対して2023年、札幌法務局に人権救済を申し立てた多原良子さんは、「ジェンダーギャップ指数ランキングで日本は146カ国中125位。国会議員らによるマイノリティー女性への差別やヘイトスピーチが繰り返される中、政府から独立した人権機関は絶対必要です」と言います。

 10月にスイス・ジュネーブで女性差別撤廃委員会を傍聴した三浦桂子弁護士は、「人権委員会設置法案」が12年に廃案になって以降、国内人権機関の議論がされず設立期限が定められていないと指摘。「審査での日本政府の答弁はあいまいで、強い勧告を受けました。ジェンダー平等の実現やマイノリティーの人権擁護でがんばっている日本共産党に期待します」と語ります。

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik24/2024-12-28/2024122804_03_0.html


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実写版『ゴールデンカムイ』続編映画の舞台はどうなる?ドラマ版で第一部完

2024-12-29 | アイヌ民族関連

 

シネマトゥデイ 2024年12月28日

 野田サトルの人気漫画を山崎賢人(崎はたつさき)主演で実写化した『ゴールデンカムイ』の第一部が、今年公開された映画第1作と、WOWOWで放送・配信されたドラマ版で完結。ドラマの終結と共に発表された、続編映画の舞台はどこになるのか、SNSでもファンから期待の声があがっている。(ネタバレあり。以下、連続ドラマ版までの内容に触れています)

【画像】尾形がチタタプって言ってません!実写ドラマ「ゴールデンカムイ」フォトギャラリー

 『ゴールデンカムイ』は、明治時代の北海道を舞台に、アイヌの埋蔵金をめぐる熾烈な争奪戦を描いたサバイバルアクション。日露戦争帰りの元兵士・杉元(山崎)とアイヌの少女・アシリパ(※リは小文字・山田杏奈)が、莫大な金塊をめぐって、第七師団中尉・鶴見篤四郎(玉木宏)や、新撰組副長・土方歳三(舘ひろし)らと攻防を繰り広げる。今年1月に映画1作目が劇場公開され、10月から11月にかけてWOWOWで放送された続編ドラマ「連続ドラマW ゴールデンカムイ ー北海道刺青囚人争奪編ー」をもって「第一部」が完結した。

 連続ドラマ版では、金塊の在処を示す暗号が刻まれた「刺青人皮(いれずみにんぴ)」を背負う脱獄囚たちをめぐる争奪戦が激化。伝説の猟師・二瓶鉄造(藤本隆宏)のエピソードを皮切りに、杉元が囚われた白石を取り戻すために旭川の第七師団本部で激闘を繰り広げるまでが描かれた。

 最終話は、鶴見中尉率いる第七師団と土方一派がそれぞれ網走へ向かうなか、杉元たちが釧路に到着する場面で幕を閉じた。続編映画では、金塊を奪った男「のっぺら坊」のいる網走監獄がメイン舞台となることが期待される。ドラマ後半で登場した、薩摩生まれのエリート少尉・鯉登音之進(中川大志)や網走監獄を取り仕切る犬童四郎助(北村一輝)の活躍はもちろん、原作では脱獄囚をはじめとするクセの強い新キャラクターが登場しており、強烈なエピソードも含め、映画でどこまで実写化されるのかも注目だ。続編の公開日は未定となっている。

 すでに、杉元役の山崎、アシリパ役の山田をはじめとするキャスト陣の続投が発表されており、眞栄田郷敦(尾形百之助役)、工藤阿須加(月島基役)、柳俊太郎(二階堂浩平役/※「柳」は木へんに夘)、矢本悠馬(白石由竹役)、大谷亮平(谷垣源次郎役)、勝矢(牛山辰馬役)、木場勝己(永倉新八役)、大方斐紗子(フチ役)、井浦新(アチャ役)、玉木宏(鶴見篤四郎役)、舘ひろし(土方歳三役)が再集結。さらに、塩野瑛久(奥山夏太郎役)、高橋メアリージュン(インカラマッ役/※ラは小文字)、桜井ユキ(家永カノ役)、中川大志(鯉登音之進役)、池内博之(キロランケ役)らドラマからの新キャストも続投する。

 また12月31日には、WOWOWにてトーク番組「実写版『ゴールデンカムイ』ネタバレ上等ッ!!アフタートーク」と、映画『ゴールデンカムイ』と連続ドラマ版を一挙放送。来年1月よりドラマのオーディオコメンタリー版の放送・配信も決定している。(西村重人)

https://www.cinematoday.jp/news/N0146731


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2024 年に干ばつ、火災、森林伐採がアマゾンの熱帯雨林を襲う

2024-12-29 | 先住民族関連

 

TW 2024年12月28日 インヒョク

この写真をギャラリーで開きます:

9月24日、ブラジル・アマゾナス州マナウスで干ばつのさなか、アレイショ湖でボートを押す漁師たち。エドマー・バロス/AP通信

2024年はアマゾンの熱帯雨林にとって過酷な年で、山火事の蔓延と極度の干ばつにより、気候変動への重要な対抗手段である生物群系の大部分が破壊された。

温暖化した気候が干ばつを引き起こし、その結果、2005年以来最悪の火災が発生した年となった。そしてそれらの火災は森林破壊の一因となっており、当局は一部の火災は牛を飼うための土地を容易に開墾するために放たれたのではないかと疑っている。

アマゾンはインドの 2 倍の大きさで、8 か国 1 地域に広がっており、地球を温暖化させる膨大な量の二酸化炭素を蓄えています。ここには世界の淡水の約 20% があり、既知の樹種 16,000 種を含む驚くべき生物多様性が存在します。しかし政府は歴史的に、持続可能性や先住民族の権利をほとんど考慮せず、この地域を搾取すべき地域とみなしており、専門家らは個人や組織犯罪による搾取が驚くべき速度で増加していると述べている。

「2024年にアマゾンの熱帯雨林全域で発生した火災と干ばつは、私たちが長年恐れられてきた生態学的転換点に達しつつあることを示す不吉な兆候かもしれない」と、熱帯雨林の保護に取り組む団体アマゾン・ウォッチの擁護ディレクター、アンドリュー・ミラー氏は語る。 「この傾向を逆転させる人類のチャンスは縮小しつつありますが、まだ開かれています。」

明るい話題もいくつかありました。ブラジルとコロンビアの両国では、アマゾンの森林損失のレベルが低下した。そして、生物多様性に関する年次国連会議に集まった国々は、自然保護の決定について先住民族により多くの発言権を与えることで合意した。

「アマゾンの熱帯雨林が転換点を回避するためには、先住民族が決定要因となるだろう」とミラー氏は語った。

山火事と極度の干ばつ

熱帯雨林の最大の面積を占めるブラジルのアマゾンの森林損失は前年比30.6%減少し、過去9年間で最も低い破壊レベルとなった。左派のルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領の下での改善は、森林保護よりもアグリビジネスの拡大を優先し、環境当局の弱体化を図ったルーラの前任者である極右指導者ジャイール・ボルソナロの下で15年ぶりの高水準に達した森林破壊とは対照的だった。

コロンビアは7月、環境破壊の減少により、2023年の森林破壊が歴史的低水準となると報告した。同国のスサナ・ムハマド環境大臣は、中部太平洋を温暖化させる気象現象、エルニーニョ現象による乾燥気候により、森林破壊の大幅な増加が7月までにすでに記録されていたため、2024年の数字はそれほど期待できないかもしれないと警告した。違法経済はアンデスの国で森林破壊を引き起こし続けている。

ラテンアメリカのクライシス・グループのコンサルタント、ブラム・エバス氏は、「組織犯罪とその支配下にある経済がアマゾンの保全にもたらす脅威を看過することはできない」と語る。 「世界的な価格の高騰により、金の違法採掘は急速に拡大しており、違法経済の収益は、金の違法採掘対策に割り当てられた国家予算を上回ることが多い。」

ブラジルでは8月、アマゾン、セラードのサバンナ、パンタナール湿地、サンパウロ州で猛威を振るった火災により、熱帯雨林の広範囲が煙に覆われた。火災は伝統的に森林伐採や牧草地の管理に使用されており、これらの人為的な火災が山火事の引火の主な原因となっていました。

アマゾン川は2年連続で絶望的な水位に陥り、一部の国が非常事態を宣言し、苦境に立たされている住民に食料と水を配給した。状況が最も危機的となったのはブラジルで、アマゾン川の主要支流の一つが観測史上最低の水位にまで落ち込んだ。

ペルーのアマゾンの中心部に住む環境弁護士のセサール・イペンザ氏は、「社会全体の存続のための」アマゾンの基本的な役割について人々がますます認識しつつあると述べた。しかし、ミラー氏と同様に、彼は「アマゾン破壊による引き返せない地点」を懸念している。

非営利団体レインフォレスト財団USによると、アマゾン火災は2005年以来最悪の年となった。 1月から10月にかけて、アイオワ州よりも広い地域、3,742万エーカー、またはブラジルのアマゾンの約1,510万ヘクタールが焼失した。ボリビアでは、今年の最初の 10 か月間で記録的な数の火災が発生しました。

「森林火災は特に夏場に絶えず発生しており、対処や対応の仕方が分からない当局は特別な注意を必要としている」とイペンザ氏は述べた。

今年はベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ガイアナでも火災が急増した。

2024 年に先住民族の声と権利が前進

生物多様性に関する国連会議(今年はCOP16として知られる)はコロンビアが主催した。この会議ではアマゾンに注目が集まり、自然保護の決定について先住民グループにもっと大きな発言権を与えるという歴史的な合意がなされたが、これは土地の保護と気候変動との闘いにおける先住民の役割を認識する運動の高まりを踏まえた発展である。

エバス氏とミラー氏は、COP16中に発表されたアマゾン条約協力機構の新事務総長としてマルティン・フォン・ヒルデブランド氏の任命に期待を抱いていた。

「アマゾンコミュニティの専門家として、彼は共同の保護活動に向けて各国政府と連携する必要があるだろう。政治的意志があれば、世界最大の熱帯雨林を保護するための新たな戦略に資金を提供するために国際的な支援者が名乗り出るだろう」とイーバス氏は語った。

エバス氏は、アマゾン諸国は、法執行、森林火災と戦うための合同緊急チームの派遣、あるいはアマゾン国境地帯での医療提供などにおいて、さらに協力する必要があると述べた。しかし、彼らはより広い世界からの助けを必要としている、と彼は語った。

「世界中の消費者の需要が暴力や環境破壊の資金源となっている商品の取引を促進しているため、アマゾンの幸福は世界共通の責任である」と同氏は述べた。

来年はアマゾンにとって重大な時期を迎える。ブラジル北部のベレン・ド・パラでは、この地域で初めて気候問題に焦点を当てた国連COPが開催される。

「アマゾン諸国のリーダーは戦略を披露し、具体的な支援を求めるチャンスがある」とイーバス氏は語った。

(これはシンジケート ニュース フィードから自動生成された未編集の記事です。TechWire24 スタッフがコンテンツ本文を変更または編集していない可能性があります)

https://techwire24.com/2024-年に干ばつ、火災、森林伐採がアマゾンの熱帯/


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