JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

ガテマラ旅行記

2005-12-08 07:51:42 | アマチュア無線
この原稿はガテマラに一緒に行ったJM6UAAがクラブの機関紙に投稿したものです。本人の承諾を得ています。旅行の様子が良く表されていたのでここで紹介します。

ジャパン インター ナショナル DX コンテスト

例年、ワールドワイドDXコンテストに合わせて出国していましたが、今回はJA6WFM局のシニアボランティアの任務が終わり、帰国準備の期間と重なった為に今年はあきらめていましたが、別にワールドワイドDXコンテストに固執しないという事なので、ジャパンインターナショナルDXコンテストに参加するためにグワテマラに行ってきました。

八代を出て、自動車、飛行機を乗り換え、ロサンジェルスで半日飛行機を待ち約36時間掛けて、やっとのおもいでグワテマラシティーの空港に着きまして、税関を出ようとしたら、クレームがつきまして税関員が言うには「無線機等の関税を支払え」それに対してWFM局が「又日本に持ち帰るから払わない」と1時間近く押し問答しましたが、税関員は全く聞く耳を持たずこれ以上交渉しても無駄なので関税を支払って入国しました。
空港には今回、滞在中宿泊する“ペンション田代”のオーナーが迎えに来てくれていて、早速、迎えの車に乗りでグワテマラシティーを抜け、1時間余りで目的地アンティグアに到着しました。

今回、滞在する“アンティグア”という町は、標高1520mの高原で周りを富士山によく似たアグア火山をはじめ、3つの火山に囲まれた人口3万人ほどのちいさな町です。
またアンティグアの歴史は古くコロニアル建築や自然石を使った敷石の道路などの街並が美しく、アンティグアの歴史地区は1979年にユネスコの世界遺産として登録されています。

到着後、早速アンテナの設営と無線機の設置です、宿泊先の屋上にアンテナを立てさせていただきました、しかし部屋の防音は全くされておらず早朝、深夜にいたっては物音がペンション中に聞こえますので無線するのに大声出さないように気をつかいながら交信していました.

気兼ねしながら交信していたコンテストもどうにか終わり、観光とお土産の買出しを兼ねて車で3時間くらいのところにあるパナハッチェルという町に行きました。パナハッチェルはアティラント湖畔にある町でメインストリートがアティラント湖の岸までつづき、その両側には民芸品などのみやげ物を売る屋台が軒を連ね、何時間いても飽きない通りです。
世界一美しいといわれているアティトラン湖も展望所で見ると本当に美しい湖ですが、近くで見るとそれ程でもありませんでした。

アンティグア滞在中にJA6WFMの友人のTG9AJRファン氏が、宿泊 まで訪ねてきてくれ、半日にわたりアンティグアの町中を案内してくれて昼食までご馳走してくれ、帰国する時はグワテマラシティーの空港まで送ってくれると約束してくれました。

いよいよ帰国当日です。約束どおりにTGJ9AJR、ファン氏がペンション田代まで迎えにきてくれました。アンティグアの町を出て1時間余りでグワテマラシティーに着き、国際空港に行くまえにファン氏がグワテマラ・ラジオクラブの事務所に案内してくれました。事務所の広さは約二十畳ぐらいの広さで事務員らしき女性が一人おられ、われわれを歓迎してくれました。

事務所の中にはクラブ旗、無線機等が飾られ、また私書箱が備えられていてグワテマラではカード各個人宅には郵送してくれず、各自事務所を訪れそれぞれの私書箱からカードを持ち帰るそうで、それに比べ日本国内では会員全てに郵送してくれてわれわれは恵まれているなとおもいます。
記帳を済ませお土産にクラブのバッジとシールを頂き事務所をあとにし、空港に向かい出国の手続きも無事にでき飛行機に乗ることができ、30数時間かけて何事もなく八代に帰ることができました。


アトティラン湖


ラジオクラブ事務局にてTS-60がセットしてあったのを見て思わず嬉しくなりました。自称50メガマンとして


ラジオクラブに届いていたJAのQSLカード
ここにあるということはまだ相手に届いていない。。。。。



ロスの空港にて夜11時発のガテマラ行きの便を待つ
青い袋は田んぼに水を引く直径25センチほどのホースを1.3mに切って袋にしてトライバンド2エレが仕込んである。制作費1000円ビニールでできているが少々のことでは破れない厚さ強度。



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