JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

40mバンド 逆V調整

2017-10-07 12:58:00 | アマチュア無線
アンテナ地上高(トタン屋根からの高さ)とインピーダンスの関係

平屋の上に6mのガス管で40mバンドの逆Vを建てています。トタン屋根の上で6m程度ではまとも動作しないとは思いながらもとりあえずインピーダンスとリアクタンスを見ながらSWRを下げる調整
無線機に繋ぎこむ同軸の先端では見かけ上SWRは落ちたが共振点でインピーダンスが10Ω前後??見掛け上SWRが落ちている周波数では共振点でもなく、合成インピーダンスが60Ω程度で下がっている。

CW/SSBの両バンドで同時には使えないがまあまあ飛んで聞こえるのでこれでずっと使っていたが7100から上のSSBで使おうとエレメントの長さを調整して、引き下ろしの角度も変えてみたが、すっきりせず。
やはりトタン屋根の上だと……..

それで片方を持ち上げようと最近使わなくなった10mのグラスポールで逆Vの先端を引き揚げたら純抵抗が見事に60Ωまで上がり、共振点とSWR最小点がほぼ一致するところまで追い込めました。今回の状況はアンテナの理論が判っている方だと当然の振る舞いだと判られるでしょう。

でっ、何が言いたいかと?
SWR計だけでは見かけ上のSWRは下がってもアンテナがどの様に動作しているか判らないと言うことです。いや飛んでいるし、聞こえているから良いじゃん!それも一理あり。
でも、共振点が何処でインピーダンスが何Ωでとかが判ると面白いでしょ

アンテナアナライザーも割と手に入りやすくなったので、アンテナを自作する方にはお勧めです。
私が使っているのはこれです。Rigexpertのアナライザーも人気ですが、あれはワンプッシュで測定、エレメントの長さを変えたらまたワンプッシュなのです。SWR インピーダンスの変化が連続測定ではないのです。

MFJのこれは測定状態にしたら、状態を維持しますので、変化が連続で見ることが出来ます。それでこちらにしました。ただ照明を使用するとバッテリーの消耗が早いのか?それとも電源OFFでも待機電流が流れている様で知らぬ間に電池切れになります。


















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