JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

CK46と1300MSAのメンテナンス

2018-03-30 10:15:00 | アマチュア無線
クリエートのマストベアリング CK46とエモトの1300MSAのメンテナンスを実施しました。

こちらはCK46
金属のベアリングでないので錆が来なく良いですね。グリスはまだ残っていましたが、細かいごみが混ざって、グリスが若干ざらざら状態でしたので灯油で洗ってグリスアップしました。



こちらは1300MSA
冬場や長期間放置した後で回り始めが鈍かったのと、逆回転が動作しない時があったのでこちらも分解してグリスアップしました。

鈍かったのは下部のグリスの劣化でゴムが解けた様な状態でグリスがネバネバでベアリングの球がくっ付いていました。逆回転の不具合はフル回転した際にリミッタ用のマイクロスイッチが動作します。戻りはこのスイッチが自動で跳ね返るのですが、スイッチを動かすレバーの動きが硬くなっていました。

さらに内部ギアも分解して清掃グリスアップが好ましいのでしょうが分解、組み付けがデリケートな部分もあるのと、グリスが乾いていたり錆が出ていたりもないようなので、素人は触らない方が良いと思って、そのままです。

ベアリング、ローテーターの製造者ではメンテナンス時にもモリブデン含グリスではなく、普通のグリスを使用しているとのことらしいので、普通のグリスを使用しました。何かと言えばモリブデンと聞こえてきそうですが、高速で回転する車のエンジン、駆動系の回転部分にモリブデンを含んだグリス、オイルを使うことが多いですが、高負荷、低速回転の部分にはどうなのでしょうか?
何らかの理由があって普通のグリス使用だと思うのですが?
使う場所に応じて適切なグリスの使用がベターだと思っています。







組み終わってベアリングの球が一個余った!!ってことがないように
殆どの製品で組み終わるとぎちぎちではなく、ベアリングの球が1個入るか入らないかの隙間があります。それによって球が自由に動けます。


どう見て多すぎとは思ったのですが、隙間ができるよりは良いかと
それと、余分なグリスは内部ではなく外部へ押し出されるので2次的な
問題もないでしょう
回転饅頭に餡子を乗せる風景を思い出しました。


はみ出したグリス


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SDRお試し継続中

2018-03-30 08:32:00 | アマチュア無線
IC-7300を使って以来 ウォーターフォールの機能や面白さに惹かれてFTdx3000 TS-950SDX IC-7700でSDRとウォーターフォールの組合せを試しています。
面倒くさがり屋でとりあえずウォーターフォールの機能を実感したい方は外付けSDR利用と比べると限定される機能もありますがIC-7300がお勧めです。

3000と950はフィルターを通らないIF信号が出ていますのでスプリッタ(分配器)も不要で構築はIF出力端子にSDRを接続するだけで簡単です。ただIF周波数と実際の受信周波数の差をソフトに計算させる値を打込む必要はあります。これも要領が分かると簡単です。
あとはRIGとSDRの周波数の動きを連動させるのにはOmni-Rig VSPEのソフトが必要です。

今やっているのは7700(7800)ですのでアンテナからの信号を2分配するスプリッタが必要になってきます。7700にはアンテナ出力端子がありますので、そこから分配してアンテナからの信号をSDRへもう片方は7700に戻す

分配の方法は
①シンプルにT型コネクタ(2m 430MHzのスタックアンテナの合成に使っていたやつ)を使う方法
②テレビの分配器利用
③ZSC-2-1等の本格的なスプリッタ

今やっているので②テレビ用の分配器です。実戦用と云うよりはウォーターフォールの機能を試すことを含めた受信だけの実験段階です。

減衰やアイソレーションが気になるという意見もあります。テレビ用のスプリッタを通すと若干の減衰があり非常に弱い信号は厳しいようです。ただノイズの多い環境だと適度のATTに代わりになって聞きやすい?効能もあります。笑

実際に送信するとかなりの強度で送信電波のエネルギーがSDRへ行きますのでSメータを見ていると精神衛生上はストレスを感じます。SDRも感じているかも?とは言え、受信に戻った瞬間にAGCが馬鹿になっているとか、弱い信号が聞こえ始めるのに間が必要と云うのもありません。

でも最終的には③の本格的なスプリッタなのでしょう
加えてSDRの保護用に過大入力の保護回路をSDRの入り口に組み込むとベターかもしれません、実際には保護回路なしでハイパワーで問題なく使用されている例もあります。





朝の40mの様子


幾つもの線香花火の様に見える長短の連続線は、朝の40mで7Q7を呼ぶ日本の信号の様子です。DX側の信号を見ていると応答して送受信を繰り返しているのが分かります。
一方日本側の信号を見ていると、DX側の送受信に反応して呼び始めているのが分かります

しかし、良く見ると、DX側が送信中にも関わらず呼び続けている局が多いです。何故でしょう?
想像できるのは、呼ぶ側が送信中にDX側は他の局に応答している。しかし、呼ぶ側は送信中なのでそれに気付けない。

それを回避するにはフルブレークインを使うか、自局のコールサインは短く1回だけ打つ事を適当な間隔で繰り返すことだと思います。自局のコールサインを2回以上連続で送信はその間受信できません。特にアンプ次第ではフルブレークインは出来ないのも少なくないですね

今日の横綱大一番、決め技は「呼び倒し~」

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