ARRLの機関紙 QST 11月号で Contest Season 2024 - 2025 の特集
Dx Engineeringがこの特集のスポンサーの様です。
会員向けの機関紙なのでページの貼付けは出来ませんSRI
興味ある話題が幾つもあるのですが
ひとつは、
Analyzing Contest Results for Improved Scores by Randy Thompson, K5ZD
「スコアを向上させるためにコンテスト結果の分析」でしょうか
恐らく、ロケーションに恵まれていて、それなりの設備を持っている局だと
取り敢えずCQ出してランニングさえしていれば、そこそこの局数とマルチは稼げるでしょう。
でも、さらに上を目指すと簡単には行きません。
そこで、「JAで常に上位に入賞している局や、自分と割と似たような設備の局で好成績を残している局の過去の結果Public log等を分析しましょう」ってことかなと思います。
詳細は記事で
それと、もう一つの話題で
Tips for Successful QRP contesting by Doug Zwiebel, KR2Q
「QRPコンテストで成功(楽しむ)するためのヒント集」でしょうか
こちらは、43県を中心に
毎週水曜日にランチ反省会をやっているメンバー内でも共感できるヒントが殆どでした。
既にQRPでコンテスト、またコンテスト以外ので交信を実践されている方にとっては常識的なことかもしれません。
また、これからQRPでコンテスト、又は普段の運用をやってみようと思っている方には、効率的な運用方法のヒントになると思いますし、
QRPを楽しむヒントになると思います。
ここで言うQRPは5W以下を示しています。
個人的にはもっと少ない出力だとの意見もありそうですが
このページも貼り付けることは出来ませんでの、私達が普段話題していて、筆者と共感した部分を私の言葉で
① 如何に自分の信号を目立たせるか?
他の局と同時に呼んでも、こちらの信号は他の局に消されて、相手には聞こえません。
ただ、相手は信号の強度ではなく、聞こえされすれば交信してくれますので
取り敢えず他の局の交信が終わるのを待ちましょう。
② チャンスが回ってきました。他の局が呼んでいないようです。
ここで、何回呼ぶかを決めておきます。連続して JA6WFM JA6WFM JA6WFMではなくJA6WFMと1回
例えば、相手のCQ毎にJA6WFMと1回送信して、応答が無ければ
これを3回やってみて反応が無ければ、相手には聞こえていないので、
深追いせずに、コールサインと周波数をメモって(N1MMなどのロギングソフトだと周波数を変えると自動的にバンドマップに記録が残ります)後で再度呼ぶことにして、新たな局を探しましょう。
③ コンテスト開始後はコンテスト周波数の下側には局が集中しているので、
出来る限り上の方(こんなところに誰も居ないようだけど?)でCQを出してみる。混信に消されることなく貴方の信号は目立ちます。
④ 呼ぶ時にはゼロインではなく0.1kHz程上で、
これはスプリットではなく、ラジオのΔTXかXIT(RITは受信周波数ですが、送信周波数をずらす設定)のが簡単です。
RBN、クラスターを利用してる局はゼロインで呼ぶことが多いので、貴方もゼロインだと強い局に消されます。
⑤ /QRPをコールサインの後ろに付けない
相手が欲しいのは貴方のコールサインだけです。
/QRPを送信している間に相手は既に他の局と交信を始めています。
また、/QRPを付加している局を嫌う局もいます。
⑥ 相手の信号がどれ位の強さか?
この判断は、自分のラジオのプリアンプをONかOFFかでも異なりますし
相手の出力がどれ位かでもこととなります。相手のノイズレベルでも異なりますので、それらを前提で
相手がS9の場合、相手には3から5位弱く聞こえる可能性があります。
なので交信できる可能性は高いです。
例外?として、特に7MHz以下では(28MHzでも同様にするときもあります)
こちらはラジオのアッテネーターを6dBから12dBいれてやる時もあります。
これには賛否両論あって相手もQRPだったら?相手の信号が聞こえない可能性も否定できません。ケースバイケースで
⑦ 相手のCQのあとに、他の局が呼び始めて応答までの隙間を確認します、
もしかしたら、そこの隙前に自分のコールサインを素早く入れ込むことが出来ることも多々あります。でも、この場合には、少し早めのスピードで送信します。
⑧ DXコンテストは2日間が多いので初日はパイルが激しいので、のんびりと構えましょう
⑨ そして、呼び周りだけではなく、積極的にCQを出しましょう、これ大事です。
⑩ 最後、これは無いと思いますが、ズルをしない
ニューマルチが居ました。5Wで呼んで反応はあるのだが、中々取ってくれません、そこで10Wにして呼ぶ
最後にQSTが読める方はPDF版から必要なページだけをダウンロードして、以下のページ内でPDFファイルを貼り付けると日本語版のPDFかのように変換されます。
QST前頁丸ごとは、怖くて試していませんので、必要最小限のページで