久しぶりに市内のELLAにブラックカレー食べにいってきた。
この店の音響機器類が素晴らしく、壁面に管球アンプや大きな(重さ約100Kg)のJBLのオーディオSPがデーンとあるんだけど、
その音 と~っても良いんですよ。
最近の主流の小型コンポでは絶対だせない音なんです。
たぶんオクテらぐよりも大型かと。
ウーハーが15か18インチの4Wayなのかな、そのため低音のウッドベースやキックドラムの質感がリアルで、
目をつぶるとホントにそこで演奏しているような錯覚を感じます。
一般のリスナーであればともかく、自分達のような楽器プレイヤーが聞いてもですよん。
まず一般の家庭ではそれだけ大きなSPは置けないし聞けないでしょうなあ・・・
ブラックカレーもピリ辛でおすすめですよ~
よくライブをやっている八陽館に最近やっとステージモニターを設置した。
今までも中古のBOSE101を天井に取り付けてオーディオ用のプリメインアンプなんかで駆動していたんだけど
音がスグ割れるし結構ハウるしで 実質使い物にはなっていなかったのね。
モニターが無いため、Voとかはフロント出しのSPから回り込む音を頼りにするしかなくて、ついついボリュームを上げすぎちゃって
その結果客席側ではやたらVoだけがウルさいなんともバランスが良くない状態だった。
いままでもモニター環境をできれば更改したかったんだけど、安上がりの機材がうまく手に入らなかった。
最近20W・16cmSPの壊れていないキーボードアンプが格安で手に入ったので、即八陽館のステージに早速設置しました。
コレでモニター環境はバッチリで、格段に演奏しやすくなったと思うし、Drやベースから「Vo聞こえないよう~」という苦情はなくなるかと。
皆さんの素晴らしい演奏が今後期待できそうです。
(へへ~これで言い訳できなくなったどー)
よくお店や商業空間でのミニライブを頼まれることもあるんだけど、
PA屋さんによってはウチラの演奏がよくも悪くもなる。
悪くなるのは本来論外のはずなんだが、事実そういうこともある。
SPをフロント、モニターなどたくさん持ってきてハウルギリギリ前までと極力ゲインをかせぎ、結果音が耳にデカくなってしまうことも少なくない。
硬い壁に囲まれて響きが多いところなどはヘタにモニターをたくさん置いてしまうと、音がフロントSPに位相差でかぶってしまって
明瞭さをスポイルしてしまう。
モニターを置かず、フロントSPの位置を調整してモニターを兼ねるセッテイングにすべきなんだな。
生音の出具合、楽器バランスなどを、PAする前にはじめによく聞いてもらうことが、まず大事なんですねー。
音量を稼いでなるべく大きい音像で表現するPAも否定はしないが、
会場、状況、演奏者の志向などを瞬時に理解して対応してくれるPAは、実にありがたいもんです。
屋外やデッドな空間においては比較的PAは調整しやすいものだけど、
先日行われた、コンクリート壁が背面の吹き抜けホールでの音出しは
非常にやっかいだった。
普通に音をだしただけで気持ちのよい天然リバーブが自然に乗ってきて、クラシックとか声楽だったらその響きがプラスになるんだけど
これが音の大きいDrやベースが入ったJAZZやPOPSだと、その響きがマイナスに作用してくる。
せっかくのボーカルの歌詞が聞き取りづらくなるし、一番困るのがベースの音作り。
エレベウッドに関わらず、とにかくベース音がホールに残りすぎて、バンド全体の音を濁してしまう。
ベーシストは悩むわけです。
自分の解決策としては、アタックをはっきり出し、サスティンを短めにするために、ブリッジ付近にスポンジの弦ミュートをつけてます。
こうしたほうが結果的に客席ではほどよく聞こえたりするもんです。
小さいハコでのライブも多く、至近距離にスピーカーをセットせざるを得ない状況って
結構あるもんだから、まずはハウりにくいもの、感度も58くらいは欲しい。
重量もせめて330gまで。
しかもなるべく安いものにこしたことは無い。
CM5は音質はいいがハンドリングノイズもあり少々ハウりやすい、
ベリの8500、1800が無難な候補ではあったけど、8500はLOWがちょっと多すぎ
みたいだし、1800はハウリにくいが音質がドライでハンドリングノイズが・・・
PGシリーズはいまどきのネオジウムだけど評判が悪い。
SM48も候補だけど、感度が悪い。
いろいろ検討してみても、やはりSM58になるのかなあ。
58のあと、星の数ほどのマイクが開発されており、すでに先進の技術のマイクではないんだが、
なぜだろうか、デビュー以来ベストセラーマイクの王座に君臨し続けている。
ソレって、スゴイことだよねー。
例えればフェンダーストラトやギブソンレスポールみたいなもんだ。
確かに58使えば間違いはないもんね。