ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

音響機材もどんどん進化してますねー。

2011-01-23 16:04:05 | PA・音響
興味のない方には全く面白くない話だけど、
最近の音響機材の進化は目をみはるものがある。
アナログからデジタルに という流れはまさにTVと同じなんだけど、
演奏会場の音響特性を自動的にスイッチひとつで補正するプロセッサーや
フィードバックポイントを自動的に探して、ピンポイントでカットする
オートマチックノッチフィルタ、
トランスレスで片手に載る超軽量800WオーバーのD級パワーアンプ。
10年前にはとても手がとどかなかった機器が、数万円で手に入る時代になった。
そのなかで一番気になっている機器があるんだけど、
パワーアンプにデジタルEQが組み込まれている新製品。
これまではラック型のEQをパワーアンプと別に用意して、周波数特性を補正して
いたんだけど、
当然2つの機器を短いながらもXLRケーブルで接続するわけで、そのぶん接点が増え
SN比が悪くなるし機材も増える。
いわば複合機ということなんだが、
こういったタイプ、しかも十分に現場で使える機器が今後増えてくるんだろうね。
でも、
買うタイミングが逆にわからなくなるというか。
どんどん進化していくもんだからねえ。
悩ましいところです。







ちょっと変なスピーカのセッティング

2010-12-14 21:03:55 | PA・音響
小さいハコでアコースティックな編成で演奏するときが結構多いんだけど、
簡易PAアンプのセット場所を勝手にいろいろ悩んでます。
Voが1人ないし2人と、アコギ、それにアコが参加したりするんだが
設置スペースと機材のエコ?の観点から、なるたけ持ち込みはアコースティックギター用のアンプ1台としたいのね。
問題はそのアンプのセット場所。
ま、奏者の後ろに床に直置きで上向きにアングルつけたりが一般的だけど、
その場合ボリュームに気をつけないとギターが少しハウリぎみになる嫌いがある。
かといって、アンプをギターから離しちゃうと、今度は聞こえづらくなって演奏しにくくなったりするんだよね。
なんかいい置き場所ないかなあと最近工夫してみてるのが、
スピーカースタンドにアンプを乗せる台を自作して、プレイヤーの後方、頭の高さのちょっと上くらいの位置にに
ギターアンプをセットする方法。
床置きよりも俄然アコギはハウらなくなるし、自分でモニターもしやすい。
お客さんの耳にも直接音が届きやすい。
低音のダブつきも回避できる。
難点といえば、
ちょっと見てくれがワルいかもなあ。
あと、Voマイクの角度によっては、今度はVoがハウりやすくなることかな。
でも、今のところ、簡易ライブはこのやり方で結構ウマくいってますよん。
ただし転倒防止策は皆さん忘れずに~







メイドインjapanはどこへ

2010-11-15 20:58:30 | PA・音響
楽器も音響機材も他のひとより持ってるほうだけど、その中で
メイドインJAPANって身近にどれだけあるっけ・・
メーカーこそヤマハとかローランドとかなんだけど、メイドイン中国製品が多いこと。
それに次いでコリア、インドネシア、台湾などなど・・。
きっとそのうち日本のメーカーの名前もなくなっちゃうんじゃないかねえ・・
ちょっと心配するんだけど、実際中国製品もだんだんレベルも上がってきてるからねえ。
安くて品質もあるていど大丈夫であればソッチ買っちゃうんだよなあ。



マイクの使い方が・・・

2010-08-17 18:17:53 | PA・音響
マイクにも個性があることは、音響に興味があるかたなら周知の事実。
大きく分ければダイナミック型、コンデンサー型、それぞれのボーカル用、楽器用とある。
考えてみれば声が初めて電気信号に変換されるところがマイクなんだよね。
マイクの構造はそれぞれに違うので、同じ声を拾ってたとしても異なる波形の信号に出力されるんです。
SM58とか比較的スタンダードなマイクは確かにあるけど、それとて使い方がよくなければまともに出力されない。
よく初心者がしてしまうのは・・
マイクがハウリングを起こしたときに、あたふたしてしまい、マイクの頭をスッポリ手で覆ってしまうこと。
コレ、大間違いなんですよ、これではますますひどくなる。
マイクを覆わないでスピーカーと反対の方向にむけてやれば
だいたいはハウリングはおさまるんです。

だから、よくマイクの胴でなく頭を握って激しくシャウトするボーカルの絵を見るけど、
あれはホントはよくない。
ハウリやすくなるし、マイクの特性も変わってしまうんですね。
また、歌うのに慣れていない人はマイクに口を近づけないで離し気味にマイクを持ってしまうけど、ほとんどのボーカルマイクは口元で音を正しく拾う構造になっているため、
離してしまってはとても声は拾えない。
ただし、声楽家や民謡歌手などの非常に大きい声量の場合のみ、少し離したほうがいい場合もあるけどね。
マイクを正しく使えばPAするほうもラクになるんですよネ。








屋外演奏での電圧降下事件

2010-08-08 11:14:04 | PA・音響
夏まっさかりで、屋外演奏の機会もおおい。
この間のストリート演奏で久々に事件発生。
楽器側の電源は400WのパワードミキサーにC社のデジタルPFだけ。
あとの楽器はミキサーに直結プラグイン。
ただ・・
演奏場所と電源ドラムの数の関係で、やむなく照明も同じ電気系統からとらざるをえなくて。
ま、リハで照明つけてPA出音も確認できたので、イザ演奏スタート!
そしたら・・・
フツーの曲は問題なしだったが、のってきてPfがガンガン弾き始めたら、アレレ・・ときどきPFの音がフッと消えはじめた。でもすぐ回復。
誰か電源コードでも足で引っ掛けたかあ?と思っていたが、配線はだれも引っかかっていない。
ジッとPfの演奏を見ながらギター弾いていたら、やっぱりPfの音が途中何回か途切れては回復してを繰り返していた。
間違いなく、電圧降下だよなー。
ピアノのやつにはあまりガンガン弾かないようにネとすぐ伝えて、その後は音切れはなくなったので、今回はなんとか乗り切ったんだが。
たまたまデジPFの初期値のピアノの音を使っていたから、いったん電源落ちて回復した後はそのままの音色で演奏できたんだけど、
もし初期値の音色でなかったら、電源落ちたとたん回路が初期化になりピアノに変わっていたと思う。
電源容量は結構見逃しやすいけど、
ソコは場所や機材をよく確認しておく必要あるよなー。
でも、
メーカーやモデルによって電圧降下に何Vまで耐えられるかはバラバラだから、
経験しないとわかんないんだよな。
総じて言えるのは、デジタルものはやはりヒヨワだということ。
昔の機材は結構強いんだよね。
トランジスターとかアナログのモノは電圧降下で音が少しおかしくはなるけど、音が切れるまではアナログ回路はなんとか耐えてくれるんだよな。

そういった過酷な環境でも音を出し続けます とかのうたい文句は
BOSEくらいかネ~