ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

マイクの使い方が・・・

2010-08-17 18:17:53 | PA・音響
マイクにも個性があることは、音響に興味があるかたなら周知の事実。
大きく分ければダイナミック型、コンデンサー型、それぞれのボーカル用、楽器用とある。
考えてみれば声が初めて電気信号に変換されるところがマイクなんだよね。
マイクの構造はそれぞれに違うので、同じ声を拾ってたとしても異なる波形の信号に出力されるんです。
SM58とか比較的スタンダードなマイクは確かにあるけど、それとて使い方がよくなければまともに出力されない。
よく初心者がしてしまうのは・・
マイクがハウリングを起こしたときに、あたふたしてしまい、マイクの頭をスッポリ手で覆ってしまうこと。
コレ、大間違いなんですよ、これではますますひどくなる。
マイクを覆わないでスピーカーと反対の方向にむけてやれば
だいたいはハウリングはおさまるんです。

だから、よくマイクの胴でなく頭を握って激しくシャウトするボーカルの絵を見るけど、
あれはホントはよくない。
ハウリやすくなるし、マイクの特性も変わってしまうんですね。
また、歌うのに慣れていない人はマイクに口を近づけないで離し気味にマイクを持ってしまうけど、ほとんどのボーカルマイクは口元で音を正しく拾う構造になっているため、
離してしまってはとても声は拾えない。
ただし、声楽家や民謡歌手などの非常に大きい声量の場合のみ、少し離したほうがいい場合もあるけどね。
マイクを正しく使えばPAするほうもラクになるんですよネ。