ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

マルハギター

2013-04-08 19:51:40 | アコースティックギター

このワインレッドのギターもホコリだらけのジャンクコーナー品で1000円で買ったもの。
マルハ(MARUHA)というラベルが中に貼ってあります。
多分1970年代の歌謡ギター。
弦巻きはスチール弦仕様、ネックは極太の12fジョイント。
幸運にもネックはほんの少しの順ゾリで演奏にはあまり支障なし。
フレットもほとんど減っていませんでした。
ナット幅はクラギと同じ幅広で650mmスケールです。
写真では見えづらいですが、塗装にはたくさんのクラックが入っています。
スチール弦仕様とはいえ、トラスロッドが入っておらず、
ネックの材も不明なので、エキストラライトの弦を張っています。
サウンドホールに取り付けているのは、後付けしたビルローレンスの小型のピックアップ。
で、
肝心の音だけど、
決してキレイな音では無く、安っすいハコの音。音の伸びも無い。
中域に押し出しのある、あえて例えれば、少しピックギターっぽいのかな~
シブい感じのスタイルが似合うかも。
でも一番の特徴はこの色。
あの時代のワインレッドカラーですよ。
(赤い色が退色したのかもしれませんが・・。

前のオーナーはこのギターでどんな曲を弾いてたのかなー。
弾かなくなってからは押入れに入れられてたのかなー
なーんて勝手に想像しながら ぽろろ~んとジャズ弾いたり歌謡曲弾いたり。
結構楽しいんですよ。