ニュースで取り上げられていた話。
白鷹町出身で若くして戦争に駆り出されて、戦地で32才で病死したバイオリニストのバイオリンが土蔵で発見されたとのこと。
当時彼が出兵する前に、途中まで書き上げた自作曲の譜面を、他の音楽家に託し、
そのまま戦地へ赴き、彼は白鷹へ二度と帰ってこなかった。
やはり、音楽に携わっている自分としても、とても悲しいことだし、やりきれない話です。
当時の日本の置かれていた状況を思い起こせば、他に選択肢がないことであったにせよ、
彼はどういう気持ちでバイオリンを故郷に残し、戦地で戦っていたのか・・・
お盆の時期だからこそ、こういった史実を再認識し、
自分の音楽感に喝をいれていきたい・・