ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

エレキベースをよりウッドっぽくするには

2005-04-02 16:14:24 | Weblog
本日は夜JAZZライブです。メンバーはVo、B、Pf、Drに曲によってVlnが入ります。
私JazzCatはヤマハBBフレットレスを持っていきます。アンプ持ち込みは面倒なのでハコの常設のFender-Jのを使用。エレベにはスポンジミュートを装着して、よりウッドに近づくようにやってます。いま、ウッドを指板リペア中なもんで・・・。
考えてみると、演奏スタイルや演奏場所によってはやむなくウッドでなくエレベを担いでいくこともよくある。以前はサイレントも使っていた時代もあったけど、スペースが省力化できるのはその幅だけで丈は実際あまり変わらないのよね。ま、ソリッドだから取り扱いも多少雑にできるというのもあるけど、出音はというと たとえピエゾPUとかであってもやはりエレベっぽくなっちゃうし、見栄えもあまりよくないからブライダルでも嫌われるので今はサイレントは持ってない。ので、昔からエレベをいかにウッドっぽく演奏するかをよく考えています。
最初やってみたのはエレベを立ててアップライトエレベ?として弾いてみた。当然何かのスタンドに乗っけないと立奏できないからソコはギタースタンドを利用したりして。そうすることによってピチカートの指の角度がウッドの場合とほとんど同じくなるので より音が太くなるね。でもその演奏模様を少し離れて見ると、まるで宙に浮いてるエレベみたいでイリュージョンのようにも見えたみたい・・・。スタンドが壊れてからは、ゲタオさんのように立てて構えるスタイルにしてる。
アイデアその2、音のアタックを近づけるために、フレットレスに加工。これは構造上そのとおりだな。
その3、音のサスティンを似せるためブリッジ付近にスポンジミュートを挟む。コレ、プレベやジャズベの誕生期にはミュートは標準で付いていたんだもんね。エレベはほとんどが音が伸びすぎる傾向があるので、アタック以降はグッと減衰させたほうがいいんだな。ハコによっては低音が鳴りすぎ、ブーミーなとこもあるし、ベース音の長すぎるサスティンはバンドサウンドを濁らす原因にもなっちゃうからね、そう思うとアンペグのベビーBも一度使ってみたいね。あとは音質では中域をかなりカットしてるね。弦はフラットでなくあえてラウンド。例えばプレベにフラットというセットがあるけど、確かにオーソドックスなWBの感じには近くなるが、弦の倍音がラウンドより少なくなるので、今風のウッドの音からは遠くなる感じ。指板は多少削れるけどラウンド張ってます。これぐらいですかねエ・・・。無論スケールの長さによる違いはどうしてもカバーできんのだが、ウッドにPUつけた音と比較すると かなり似てくるはず。
でも一番大事なのは、楽曲にあわせた音を頭でイメージして演奏することかな。いまの時代、ウッドだってエレベ感覚でフレージングすることも最近すごく多いし、たとえばハネの16ビートものとかね。
だから、エレベだからウッドだからこういう音 という発想よりも この曲だったらこういう音が似合うなーという感覚が大切と考えてるね。本音は両方もっていければいいんだけどね・・・。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿