ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

ボケ防止、若さをキープする演奏家たち

2005-03-23 23:37:24 | Weblog
老化を遅くするためには、指を動かすといい とかよく言うでしょ?われわれミュージシャンはそのとおり日ごろから実践しているわけで、実際若くみえる(というか、あまりトシがわからない)友人も結構いたりする。指が動くといっても、ブラインドタッチみたいな動かし方は、あまり脳の刺激にならないようで、常に何か新しい考えをもって創作活動することがイイみたい。
また、ジャズを演奏する人とクラシックの演奏家と比べると その五感の働き方は全く同じではないようだ。
クラシックの演奏家は、譜面をまず目で追い、脳で音をイメージして、指にその音を弾くように指令を出している。暗譜している場合は、目は閉じる場合もあるね。さらに耳で周りの音や自分の音も調整してる。書いてある音符をいかに作曲者のイメージどおりに演奏していくか がキモ。
ことジャズ家は、譜面を追うこともあるが、コードのイメージが重要なので、耳はまわりの音をよく聞いている。アドリブになればメロディラインは自由なので、脳がフル活動してその瞬間に一番合うようなアドリブラインを選択し 瞬時に指に繰り出す。とにかくジャズは演奏にあたっての指示がおおざっぱなので、より自由に出来る分、どういった音をだしていくかは 経験とインスピレーションが重要になってくるのね。
こう考えると、すぐれた演奏家は、常に脳を活性化しているようなものなので、おない歳の友人とくらべて若く見えるようなところがあると思う。考え方も若いハズ。
ただし、脳以外のところは さにあらず・・・かも・・・

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