先日にルーフ・タワーに144MHz帯の12エレの八木を取付けた翌日にアンテナ・アナライザーで共振点144.200MHz、SWRが1.1,インピーダンス50オームは実測して居たので問題は無いとは思って居たが此の周波数のSSBモードで運用する確りした信号を全く聞かなかったのでアンテナが正常に働いているか如何かの確認が取れずに少し疑心暗鬼に成っていた。
今日は木曜日なので確か9時前後から「徳島のロール・コール」が開かれる日と思い。アンテナが正常か如何かを調べる絶好の機会と思い8時を少し過ぎた頃から144.450MHzを聞き始めた。最初は何も聞こえず私の記憶が間違って居たかと144.200MHz近辺を聞いてみたがノイズのみで何も聞こえぬ状態・・・・・アンテナを上げてからCWモードの信号は良く聞くのだがSSBの信号は不思議な程聞こえない。9時頃から再び上の周波数に上がったらフルスケールのキー局の信号が飛び込んで来た。
ロール・コールは22:15JST近くまで続き四国、関西の局が80局ほどチェック・インして居たが其の局の95%程は信号を確認出来たのでアンテナは正常に動作している感じ一部確認出来ない局も有ったが当局のローターは回転速度が遅いので正確に相手側にアンテナが向いていない状況も有り全体的な感じでは本格的な遠距離通信には向かないが関西~和歌山方面だと問題無く交信は可能な確証を得た。当局もスペースさえ有れば12エレ・スタック八木に出来るのだが実家から持ち帰る際に一寸欲を出し過ぎた。小振りの10エレ・スタック八木も外に雨曝しで置いて居る物も有ったので其方を選んでいたら現在のルーフ・タワー上で十分に余裕を持って回せたのに まさか2エレメンと増えただけでブーム長が約2倍、スタック幅も倍以上に成って居るとは予想出来なかった。
今回のアンテナを第二タワーの7MHz帯の3エレ八木の上に取付ければ144MHz帯のアンテナは性能を十分に発揮出来そうだが7MHz帯のアンテナは短縮タイプなので上側に他の大きいアンテナを取付けると必ず周波数の低い方のアンテナ(然も短縮アンテナの場合)の特性に変化が出る確率が高くなり自立タワーの上で彼是と調整する事は面倒なので今回は現在の状態で行こうと思っている。そして何より必要以上に大きいアンテナを上げても現在の144MHz帯のバンド内の運用状況では忽ち交信相手に困る事は間違いなし、実際の処 アンテナが上がって4~5日経過したのも関わらず今日まではSSBモードの信号が聞こえず今日漸く70局ほどの信号を確認出来たが私が此の周波数を運用しなかった1年半位で状況が別世界の状態に激変しているのに驚くばかりだ。