日曜日の外出から帰って今回のアンテナ作業で邪魔に成って取敢えず地上に降ろしていた1.9MHz帯のスローパー・アンテナと3.5MHz帯のアンテナを取付ける作業を始めたが3.5MHz帯の逆Vアンテナを吊り下げているアルミパイプの横バーがアンテナを引上げる段階で引上げロープを強く引き過ぎてタワー支柱に固定して居た先から「くの字」に曲がり下に垂れた格好に成って居たので今回は此を新規に交換する事にした。
以前は廃材のアンテナブームを(50mmφのアルミパイプ3m物を)を使用して居たがその先端からタワー支柱に向けてのステー線を張っていなかった事と引上げロープの通っている滑車のローラーが錆び付いて回らない為に下から引く力で曲がったらしい事が解り今回は足場用の単管、4m物を使用する事にして先端から固定している支柱の上側に向いてのステーも確り取る様に単管の先に8mmφのアイボルトを取付ける事にして穴を開ける作業を始めたが電動ドリルが小型でチャックにドリルの刃が取付けられずアウトの状態・・・・・
仕方なく実家に行き会社の工作室にあるボール盤で穴を開ける事にしたが何せ相手の長さが4m物、切断すれば意味が無くなるので工作室のドアを開けボール盤の取付け方向も少し動かして準備段階で苦労はしたが両端に2箇所ずつ(ステー線用と滑車取付け用)合計4箇所の穴はあっと言う間に簡単に開いた。矢張り何時も思う事だが道具は道具である。手持ちの電動ドリルだと相手が丸管なのでポンチを打ち小さい下穴を開け次にホンチャンの刃で本来の穴を開ける事に成るし上下への貫通穴だと素人仕事では中々ボルトが真直ぐに通る穴は開け難いがボール盤だと完全に機械的に部材をガッチリと固定するので素人でも正確に穴あけ作業が出来る。
加工出来た物を持ち帰りアイボルトと滑車を取付け両端のアイボルトに2mmφのステンレス線を弓に弦を張る感じで渡し其の中央部を電動ホイストのフックを掛けて巻上げ様としたら突然の雨降りに仕方なく途中の支柱に仮固定して作業は中止と成った。
最終的に第1タワーの作業が終了すると
3.5MHz帯 逆Vアンテナ 15mH
1.9MHz帯 スローパー 18mH
21MHz帯 5エレ八木 20mH
24MHz帯 5エレ八木 22mH
10MHz帯 3エレ八木(短縮) 18.5mH
7MHz帯 逆Vアンテナ 15mH
に成る予定、最初の計画では21MHz帯の5エレ八木を降ろして其の代わりに28MHz帯の6エレ八木に入れ替える予定であったが昨今のハイ・バンドのコンディション状態では28MHz帯よりは21MHz帯の方のアンテナを残した方が利用頻度と有用性が高いと判断し28MHz帯のビーム化は見送る事に決定した。