黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 トリオ・トランシーバー TS-510D

2016年12月05日 | アマチュア無線


     


 徳島に帰って暫くは大阪で購入したFL-50BとFR-50Bを使用していましたがテレビ球を使用した高出力の電波の質と此の前のブログで書いた様にシングルコンバージョンタイプの為に21MHz帯で運用と成ると16MHz帯のVFO周波数が必要に成り周波数安定度が一番の問題点であった。


 其処で次に選択した無線機種はトリオのトランシーバーTS-510Dで此れまでのコリンズのSラインを意識した八重洲のFL,FR,FTシリーズの馴染んだパネル面と違ったトランシーバーTS-500の後継機種であった。前記の従来からの無線機の面構えを変えた事には賛否両論の有る所だが一般無線局の参画を得て開発されたトランシーバーの後継機種だけにデザインは別にして其の性能は素晴らしく其れまでの「SSB無線機なら八重洲」と言われた流れを食い止め次のTS-511D~TS-520Dでアマチュア無線のHF機種の占有率を大きく塗り替えた。


 私は此の当時は正直に言って此のTS-510Dのパメルの面構えに少し抵抗が有ったが性能的には十分満足したし故障も少なく使用期間中の電気的トラブルは全く無かったが段間やファイナル調整部分のシャフトに掛っているウレタンベルトの経年劣化に寄る切断トラブルは長年使用した方なら経験が有るのでは?と思う。此の頃に八重洲が先行して居たハイパワー化にトリオも漸く追従し八重洲のテレビ球とは違った送信管用に開発した球を使用した事やファイナル部のバリコンや全体的な部品が八重洲よりも良い物が使用されて居た事やケースをはぐった時に見える配線やプリント基板を見た時に其の違いに其の後の無線機はTS-511D~TS-520D~TS-930S~TS-940Sとトランシーバーの選択肢はトリオ一辺倒と成った。此れ等の歴代のトランシーバーは兄のコレクションとして実家に実動機として現存してして居るが其の内のTS-520DとTS-940Sは私が寄贈した。

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 私の其の後を大きく変えた最初のSSB無線機

2016年12月05日 | アマチュア無線


      


 私が高校生で開局し卒業するまではA3の電波形式だけの運用でしたが先進的な局はSSBモードで運用している局も居ましたが殆どが自作機の運用で私達とQSOする場合はキャリアを入れてA3Hの電波形式にするのですが其の段階で「Hello One Two Three」と言い居ながらキャリアレベルを調整するとモガモガの音声信号が変化して当局の受信機で綺麗に復調される段階で随分「格好良い!」と憧れたものでした。


 学校を卒業して大阪に有るラジオやテレビを生産する会社に就職して寮生活が始まりましたが同期で入社した54人(全員電気科か電子科の卒業生)の中でアマチュア無線の事は知って居ても在学中に無線局を開局していた人は居らず寂しい限りでしたが2年目位から休みに成ると日本橋の無線機屋さんに足を運び店に置いてある其の当時の新型トランシーバーのFT-100やその他の無線機のダイヤルを回しては溜息をついて居ました。

 

 其の少し前に其の会社のNo-1の技術者であったI先輩が或る日「君が日下君かアマチュア無線を遣って居たんだって?」と声を掛けて頂いて其れ以後は可愛がって頂きTR-1000を持って比叡山に移動運用に連れて行って貰って居ましたが此の事が私のアマチュア熱を再発させてしまいました。当時は寮内のアマチュア無線は御法度で出来ませんでしたが就職して二年目位の夏のボーナスを握って大阪日本橋の良く通って居た店でFL-50BとFR-50Bのセットを購入してもち帰りましたが此が自分の力で買った初めての新品の無線機でした。本当はFL,FR-100Bラインで買い揃えたかったのですが当時の給料では現金買いは出来ない高値の花でした。


 此の送信機は5MHz帯のフィルターを使用したSSBゼネレータを使用しシングル・コンバージョンで目的の周波数のSSB波を作る為に7MHzだとVFOの周波数は12MHz台の高い周波数を使用する為に(受信機の周波数を使用したトランシーブ操作)周波数が安定せず取敢えずSSBモードの電波が出る程度の性能の機械でしたが憧れのSSBの電波が出せると言う事は嬉しくて有頂天に成りやがては御法度の禁を犯し強面の寮長に隠れて好い加減な21Mhz帯のアンテナで運用して居たら世間で良く有る話の隣の家のテレビに音声が飛び込み犯人探しで敢え無く御用と成ってしまった。此の経緯は当ブログの最初の方に書いている通りで有る。


 此の経緯の先は結果的に私は徳島に帰る事に成り今此の歳に成ってその選択は良かったのか悪かったのかは未だに解らないが?アマチュア無線だけは継続する事に成り社会人に成ってからは此の無線機を購入した事が大きく私の人生に影響を与える事に成りました。
 

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 太陽に確りした黒点が見えて来た。

2016年12月05日 | アマチュア無線


 此の3日間は何時家中の電気が止まるのか?の不安が有ると無線の運用や特にパソコン関係が稼働中に電源が急に切れると色んなトラブルが発生する可能性が大なので如何しても無線局の運用は控え気味で有った。漏電の可能性の有る冷蔵庫は電源ボックスからの配線とは全く別の配線で別の漏電ブレーカーを入れた別回路にしたら約30時間は問題が無いので今朝辺りからは安心してパソコンも動かせる様に成った。


 丸二日半無線の運用が無かったので今朝は04時前に起き出して3.5MHzから聞き始めたが此の周波数帯はバンド全体が静かで死んでいる感じ仕方なく7MHz帯にQSYして聞き始めて数局と交信した後に6時半過ぎから10~18MHzを上り下りして聞いてみたが一番コンディションが良かったのは14MHz帯であった。久し振りに太陽の黒点写真を見たら確りした黒点が見えて居るのでハイバンドの(10~21MHz帯)DXコンディションが期待出来そうな感じがする。




            今朝の交信



   LZ463PP(7,CW)             DA0YOTA(7,CW)     

 

          OE30EUDXF(7,CW)                   HS0ZEE(3.5,CW) 

 

   KP3ZE(14,SSB)            9Y4D(14,SSB)


   FS/K9EL(18,CW)


  

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