今日は10時頃から先日、発見した風呂場の基礎部のコンクリート部分より水が染み出して地図の様な模様に成って居る漏水原因を突き止める作業を始めた。漏水と言っても水道流量メーターの水の流れを表すコマは全く動かないので漏水量はポタリポタリ程度と思われるが漏水して居る事は間違い無い事なので其の侭、放置する事は出来ない。
最初に基礎部の水漏れで湿っている部分の外装を外し基礎部の上のブロック積みの部分を露にしたら水漏れは基礎コンクリートの部分からでは無くブロック積みの上側の混合水栓用の配管が立ち上がって居る上の方から山形に下側に広がって染みが付いて居るので堅い基礎部のコンクリートをハツル必要は無く、比較的作業が遣り易いブロック積の内部で漏水して居る事が解かり先ずは一安心・・・・・・・・
ブロック積みの中には混合水栓用に耐熱パイプ(茶色)と水用のパイプ(灰色)が上に向いて立ち上がって居るが温水側は数年前の漏水時に徹底的に対応処理したので漏水の原因は、お湯側では無いだろうと思って居たが如何やら漏水の染みの起点は向って左側なので此の時点で水側配管で漏水して居る事は間違い無い。其処で電気の振動ハツリで染みの起点辺りからブロックの部分をハツリ、配管が見える様にした。
然し先日に止水栓を儲けてお風呂に入る時以外は温水、冷水を共に止めて居たので止水栓を開いても直ぐに水がにじみ出る事も無く明らかな漏水箇所は判別できず、混合水栓を取り付けて居る壁を抜けた反対側のジョイント部から下に向ったエンビパイプの配管工事を遣り直す方法で対応した。
如何やら家の基礎部まで漏水の染みが伝わるには可也の時間が掛って居る感じで漏水量は、ほん微量な感じで後々の事を考えると此の方法で対応するのが正攻法と思えたし配管が見える状態にブロック部分のコンクリを砕いても後々の此の部分の強度を保つ為に其の面積は余り広く出来ないので先ずは手が入らずソケットに寄る配管ノリ付け作業が出来ない状態・・・・・・ブロックの空洞部に新しい配管パイプを入れる作業でも手間隙が掛り本当に嫌に成って仕舞う。
此の作業は昼食を挟んで14時頃まで続き、漸く終ったが漏水状態は2~3日は此のままの状態で放置し漏水の有無を確認する必要が在るので見てくれは悪いが暫くの間は家の外装部分は外した侭の状態にする事にした。
此の作業をしていたら近くの台所用の『排水用溜めマス』の近くの土も雨が振らないのに湿って居る部分が在り、以前に内側からセメントを塗り付けて処理して居たのだが今回、確認してみると溜めマスのセメントの肉厚の薄い部分が割れて陥没した状態に成って居た。『此れも序に交換して仕舞うか!』と決断して実家のセメント作業場にあった溜めマスを持って来て、交換作業を始めたが親父が作った溜めマスは自分で『此れを買って貰ったら末代物』と言って居ただけにセメントの肉厚があり、排水入口(80cmΦの穴)排水出口(10cmΦの穴)の2個の穴をハンマーで叩いて空けるのに1時間ほど掛って大変だったが此れは強く叩くと大きなボカ穴に成って始末が悪いので可也注意を必要とする作業と成た。
そして古い『溜めマス』を土の中から取り出すにも40分程掛り入替えた新しい溜めマスにセメントで底を作り、パイプが通った2個の穴部分の隙間をセメントで奇麗に塞ぐ作業を終えたら既に日が落ちて居た。従って今日は終日に渡り中腰姿勢の作業が続き現在は腰痛状態・・・・・・此の仕事を業者に任せたら数万は請求されるだろう。然し悲しいかな、貧乏人はお金が無いので自分で遣るしか無い。