黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 PCBが使われた高圧部品の処理問題

2020年12月16日 | アマチュア無線

 

 昨日に続いて今朝も午前中は可也気温が下がり其の上に時折、強い風が吹く冬の天気であった。12月も半ばを過ぎて今だにタワーの上に上がらず状態の7MHz帯のアンテナの事を考えると一寸、焦りも在るのだが此の天気では如何しようも無く午前中はコタツを暖めて居た。

 

 昼食後の2時間程の転寝から目覚めると午前中の強風は少し治まって来たので『此れなら高所作業が出来るかも知れない』と意を決して身支度を整えタワーに登り始めたらタワーの鉄材の冷たい事!私は手袋を履いてのタワーの登り降りや高所作業等は如何も手が滑る様な気がして安心出来ずに絶対に手袋を使わない主義なのだが、此の冷たさは結構堪えた。然し折角タワーに上がったので少しは作業をしなければの思いで作業を始めたが矢張り時折、強い風が吹くと可也寒く『此れは、やっとられん!』と30分程で早々とギブアップして仕舞った。

 

 其の後は先日にテレビを見て居たら『PCBが入った電気部品の廃棄処理方法』に付いて注意を促すニュースが流れて居り、若しかすると我家のジャンク部品の中に其の対象物が存在するかも知れず?他局から貰ったジャンク部品の中で其の可能性がある高圧オイル・コンデンサー(或る放送局の中継基地で使われていた三相高圧整流回路の平滑に使用されて居た15KV(W) 2μF、どでかい代物)が何個かあったのでジャンク置場の車庫に入って其れを探し出した。名盤には耐圧と容量の表示しかなく、PCBの使用表示は無かったので一先ず安心したが、若し此の部品にPCB入りの油が絶縁材料として使われて居ると高圧電圧に対する対絶縁性能は素晴らしいが此れは発ガン性がある物質なので!現在は規則で此の物質を使用し製品を製造したり、既存の物は自分で勝手に処分したり放置出来ないし、持って居る場合は申し出て特定の処理工場で処理(多分有償)を御願いする事に成るし、其の期限は来年の4月までとのニュース内容だったの其の後、非常に気掛かりであったが今日、確認して対象外のオイル・コンデンサーであったので漸く胸を撫で下ろした。

 

 私が若い頃は将来の事を見据えて『益体も無く、貰える高圧部品は何でも喜んで貰って居たが、此の歳に成ると、処分に困る有様・・・・・今の時代では此れ等を喜んで貰ってくれる兵も居らず、今と成っては使う事も無い邪魔以外の何物でも無く、処分に困る有様、せめて息子達には迷惑を掛けない様にと整理を始めたが、私が諸先輩から云われたと同じ様に『此れは居る、其れは要らないと文句は云わずに全てを、ひっくるめて持ち帰るなら全て無償で上げる。』との奥の手を使うしか無いのかなぁ~?私は其れに見事に引掛ったが、今の時代、其の様な豪傑が近場に居れがば良いのだが?多分居ないだろう。

 

 私と同じ様に過去に高圧ジャンク部品を掻き集めていた同好の諸兄、御注意あれ、

 

 

 

 

 

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