黄昏叔父さんの独り言

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 馬鹿に成らないローター購入価格!

2017年08月25日 | アマチュア無線


 昨日の早朝はローテーターのメンテに夢中に成ってしまい。作業が終わったら早朝のコンディションは既に終わって居り気付いたら無線機のスイッチすら入って居なかった。


 現在の様に無線機の電子回路が複雑になって来ると玄人がかった人間でも其れ等の故障修理や改造を簡単に行う事は出来ないので昔て云う所の自作的な作業はアンテナ関係や周辺機器の製作や此れ等の修理やメンテナンスしか残って居ない。其の中でも周辺機器ながらも比較的に故障修理やメンテナンスが必要な物にアンテナ・ローターが挙げられる。然も此の機器はビーム・アンテナを振り回してDXingをする者には必要不可欠の周辺機器で値段も頗る高い代物である上に故障修理やメンテ作業が一定間隔で必要に成り結構煩わしく維持費を必要とする。


 私が初めてビーム・アンテナを使用したのは現在のコール・サインで本格的にDXingに取組もうと電力をアップする為に落成検査を受ける頃に始まる。当時トリオのTS-520Dが発売され始めた頃の事で凡そ45年くらい昔の話に成る。当時は竹のスプレッダーを使用したCQアンテナは近くで見掛ける事は会ってもアルミパイプを使用したビーム・アンテナを見掛ける事は余り無かった。


 其の当時の私の月給は3~4万位だった様に記憶して居るが生まれて始めてのローン成る物を組みTS-520DとモズレーのTA-33(S)と江本のローテーター102LBを購入しDXingはスタートした。此のローテーターは一番下層のローターだったが其れでも結構な値段であったと記憶して居る。以来45年間で使用したローターは1102MX,1103MX、1200FX(3台)1300MSA(2台)と進化したが如何しても市販用のローターに性能の限界を感じ手作りのローターにした。(7MHz帯3エレ八木用)途中で衛星通信用にケンプロの方位角と仰角用のローターを浮気して使用したが(確か江本には其れらしきローターが無かった様に思う)私の中ではローターと言えば老舗の江本以外は考えられなかった。


 然し若い頃は諸中アンテナ・システムは入れ替えて居たので順次大型に入れ替わるアンテナに其の都度余裕の有るローターには経済的理由で交換出来なかったので常に耐久力不足からローターの故障修理やメンテに悩まされる事に成った。そして現在の7MHz帯の3エレ八木に入れ替えた段階には最悪の状態に成り1年間に江本の1200FXが2台潰れ合計3回の分解修理を自分で行ったが修理は未だしも其の入替え作業の手間が嫌に成り遂に「清水の舞台から飛び降りる気持ちで」ワンランク・アップの1300MSAに交換したら其の後10年間はトラブル無しの状態であったが最近は時々不調の時が有って其の症状が出ると目的の局にアンテナ方位を合わせる事が出来なく成り此れ程にストレスを感じる事は無い。


 御陰様と云うべきか?此れ等の苦い経験からローターに関するトラブルは全て自分で解決して来たので最悪の場合でも最小限の出費に抑えられたがローターはどちらかと言えば脇役的存在なのに新規購入だと凄く割高な商品で私が使用したローターを購入価格で合算するとIC-7700のトランシバーが楽に買えそうな金額に成り恐ろしいばかりでローターと云えども馬鹿に成らない。


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