黄昏叔父さんの独り言

 アマチュア無線と何でも有りのブログ

 エモト1300MSAのメンテ作業

2017年08月24日 | アマチュア無線


            

    


 今朝は昨日タワーから降ろして来たエモトの1300MSAを分解する事にした。ローター部分の上蓋と本体側を接続して居る6本のボルトを緩めるて上蓋を持ち上げると簡単に上下を分離出来るが分解前に必ず1箇所か2箇所にマジックで勘合位置がわかる様にマーキングする。開ける場合はベアリング玉が転げても心配ない様な場所で遣る事、大概の場合はグリスが硬化しかかって居るので上下どちらかの容器側にくっいて居るが稀にコロコロと転げ出る場合が有るので要注意!


 今回は10年以上メンテ作業を全く遣って居なかったので出来るだけ次の点検作業を先に延ばす意味で徹底的にベアリング球の洗浄と球が並ぶガイドの部分のグリスの固着も取り去る事にした。ベアリング球の洗浄は石油ファンヒーターの残り灯油を使用し1時間程放置したら綺麗に成って居た。ベアリング球受けの部分は布に灯油を染込ませ手で拭き落とそうとしたが頑固な部分は簡単に取れなかったので色々考えて居たらキャブレター・クリーナー用のスプレーが有った事を思い出し此れを使用したら効果は抜群でスプレーを吹き掛けて一拭きすると綺麗に落とす事が出来た。写真2


 3番目の写真の白い容器がベアリング球を洗浄して居る灯油の容器(10分位置くと灯油の色は濁ってしまう)とベアリング球を並べる上下の溝部分の固着したグリスを拭き取ったガイド部分の写真


 ベアリング球が並ぶ部分に手でグリスを出来るだけ均等に塗付けベアリング球を並べ終えた処の写真、当然に並ぶベアリング球の数は上側と下側では数が違い分解段階で数を必ずチェックする事、今回は上側が47個で下側の並びは49個であった。此れが終わると上蓋と本体側のマークした位置を合わせて6本のボルトを締め込んで組み立てると本体側の作業は終了と成る。


 其れ以外に位置感知のVRとリミッター用のマイクロSWの動作確認や駆動系の各種ギアの磨耗や歯こぼれが無いか?チェックしてみたが異常は確認出来なかった。最終的にコントローラーと本体を短いテスト用ケーブルで接続しリミッターの動作とプリセットモードのチェックをしたら全ての作業が終了、今朝は起きた段階から作業を進めていたら夢中に成って仕舞い気が付いたら3時間以上掛かって居り今朝の各バンドのコンディション・チェックは忘れて仕舞って居た為に交信実績は無しに終わった。


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