昨晩の宵の口から降り始めた雨は日付が変わる頃には可也の雨足と成って居た。そして夜中の2時頃に急に緊急防災放送が始まり何事かと?耳を澄ませたら『阿南市内の当地区に土砂災害の緊急警戒レベル4が発令されました。斜面の近くの方や土砂災害の可能性のある場所の方は指定の緊急避難場所か、近くの安全な場所に避難して下さい。』の放送が其々のトランペット型の拡声器から大音量で流れ始めた。
毎回、思う事だが、凄い雨音に放送が聞取り難かったり各拡声器の設置距離の違いから音声が此方に到達するまでの時間差が出来て『うなり現象』が発生し、放送内容が聞取り難く、最期には雨が降る中を窓を開けて聴き取らなければ成らなかった。我家は1級河川の堤防の近くに在るので最初は『洪水警報の発令か!』と心配したが内容を完全に聞き取った段階で先ずは一安心して再び寝る事に成ったが調度私が眠りに入った頃に家内に叩き起こされて『お父さん、携帯電話に此の様なメッセージが入って居るけど如何しよう!』と言われたので『お前、あの大音量の緊急防災放送が聴こえなかったのか!』と言ったら『全然、気が付かなかった。』との事、私は『随分と幸せな奴だなぁ~!』と呆れて仕舞った。
然も携帯電話のメッセージ内容は確り読んで居ない様子に私が『今回の大降りの雨で大野地区の地盤が軟らかく成って山の斜面や崖崩れの可能性があるので防災ハザード・マップの警戒対象地区の人達は指定の場所へ緊急避難するか、近くの安全な場所に避難する様に』と放送があったが我家は平坦部にあるので今回の土砂災害警戒レベル4の対象地区では無い事を説明したら『良かった!』と安心して二階に上って行った。
御蔭で二度に渡り起された私は三度寝に入ろうとしたが此れが中々寝付けずに夜明けまで起きて居た関係で現在は頭が重く、如何もシャッキリとしない片や家内の方は朝方から御機嫌さん状態、本間に敵わん相方である。