パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

トルコ至宝展 at 国立新美術館

2019年04月27日 | アート・文化
感想は3つ
1)展示物に期待外れ
2)日本の皇室との繋がりを知ることができた。
3)チューリップの謎が解けたこと

1)について
ギンギンギラギラのお宝てんこ盛りを期待していましたが、それは半分くらい。残りは衣服、絨毯等の刺繍の模様を見せる、と言ったところ。

2)について
明治天皇時代のスルタンが大工工事が趣味で、皇室から大工道具が送られた。
明治の超絶技巧の作品も送られていた。それらが里帰りした、と言うのは感慨深かったです。

3)世界初のバブル経済はオランダのチューリップ・バブルです。そのチューリップはどこから来たのかと言うと、オスマントルコ帝国からです。
では、何故、かの国はチューリップを珍重したのか?それを知ることができたのはありがたかったです。

チューリップはトルコ語で「ラ一レ(lâle)」と言います。
イスラム教の神「アッラー(アラビア語)」ですが、アラビア語の文字にはそれぞれ数字が割り当てられていて、「アッラー(ALLH)」の4文字の合計が「66」になり、「ラ一レ(lâle)」も「66」になるそうです。

また、球根1個から一つの花が咲くのも一神教を表しており、それらからチューリップに対して畏敬の念ともいえるものを感じていたそうです。

2)と3)の情報を知りえたことは有意義でしたが、肝心の1)がねぇ・・・
コメント
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