「Chromebook」とはGoogle謹製のOS「Chrome OS」を動かすノートPCです。
このPCにはOSがインストールされていません。WebブラウザChromeが起動するだけ。
OSはクラウド上(おそらくGoogle本社のサーバー)に存在します。
我々は、WebブラウザのChromeを通してクラウド上にあるChrome OSを遠隔操作します。
従って、Widows PCでは考えられない低スペックでもキビキビと動作します。
メリット・デメリット等詳しいことはググってください。
アメリカでは教育機関で多用され、盤石のシェアを誇っています。
各メーカーから色々出ている(学校教育で使うし、Googleが今年本気になって日本に攻めて来た)中で、何を基準にしたのか?
1)価格は3万円以下
2)サイズは11.6インチ(モバイル性を重視)
3)解像度を犠牲にしてでもタッチパネル画面
4)IPS液晶
5)CPUはCeleron N4000以上
6)メモリは4GB以上
7)ストレージは16GB以上
8)USB Type Cで給電
9)バッテリーによる長時間(10時間以上)駆動
と、まぁ、いつものごとく要求水準は高い(笑)。そこで中古品を買うことになりますが、そうすると
10)出来るだけ新しい中古品
となる。
その結果、購入したのがASUS Chromebook Flip C214MA。
安くなきゃあ、Chromebookとは言えない。5万円もしたら、Windows PCを買う。
そこで、Flip C214MAの仕様を。
CPU:Celeron N4000 1.1GHz(2コア2スレッド)
グラフィック:インテルUHDグラフィックス 600
RAM:4GB
ストレージ:32GB eMMC
ディスプレイ:IPS液晶、11.6インチ(1366×768)画面タッチ対応
通信:W-LAN(a/b/g/n/ac)
外部端子:USB3.1(Type-C/Gen1)x2/USB3.0x1
バッテリー:駆動時間12時間/充電器時間4時間
その他:Webカメラ/Bluetooth4.0/MicroSDカードスロット/スタイラスペン
重量:約1.29kg
発売日:2019年9月
結構安いイオシスで29,800円にて購入しました。
折り畳んでいくとテント型になります。
更に折り畳むとタブレットPCの様になる。
こう言った使い方してる人、今まで見たことが無いが需要があるんだろうなァ。
向かって右側には、スタイラスペンが内蔵されています。これは便利。マウスが無くても操作できます。
操作感について。結論から言うと、良い。ただし限られた範囲内で操作するならば。
ChromebookはサブPCとして使用する事。これ鉄則。
さて、その限られた範囲とは、以下のソフトを利用しないという事。要は重たいソフトです。
動画編集
ゲーム
画像編集
オフィスソフトはGoogle謹製のGoogle Docsが使えます。作ったファイルはGoogle Driveに保存。
よくない点は
1)重い11.6インチPCの割に重い。1.29kg。
米軍の耐久性基準MIL-STD-810Gをクリア。さらに1.2mからの落下テストもクリア。
これは、教室内で子供に乱暴に扱われても耐えるように作られているから。
周囲にはゴム製バンパーが張り巡らされている。
すると重くなってしまいます。
2)解像度が1366×768
文章を読む時、行数が少ないですねぇ。とは言え、解像度を高くすると高価になります。
Chromebookは「ネットに繋がらなければ、ただの箱」と言ってきたワケですが、実はオフラインでも使える様になりました。
2年前から、Android OSのアプリをインストール出来る様になったのです。
ただし、全てのAndroidアプリが動く訳ではありません。特にゲーム関係が無理みたい。
Android用のExcel、Wordはイケるみたいです。
スマホのアプリは指タッチ操作を前提に作られています。したがって、Chromebookも画面タッチ機能が必要となります。マウスじゃ、上手く操作出来ません。+
Chrome OSの上で動くアプリと言えば、Google謹製のしかない。
Windows PCの様にバラエティに富んだ使い方をしたければ、Androidのアプリを使うしかないです。
しかも、こういった様に複数のAndroidアプリを立ち上げる事ができる。Windowsライクに使えて便利。
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