ジョルジュ・ブラック。ピカソと共にキュビズムを発明した画家です。
少数ですが、ブラックの最初期の風景画、世界初公開されキュビズム絵画等の展示もあります。ブラックの展示会は見たことが無いので、大変参考になりました。
この展示会は晩年の「メタモルフォーシス(変態・変容)」に焦点を当てています。
自身の絵を題材に宝石や陶器等3Dものを職人に作らせます。まさに自分の絵が別のものに変ります。
ブラックの絵は、3Dものを作るための意匠設計みたいなものでしょうか?
むしろ、ここまでシンプルな絵だと記号論と化していると言うか・・・
宝飾品の展示コーナーは室内の照明を落として、作品にスポット照明を当てています。このキラキラ✨は、まさに女性が喜びそうな演出です。
パナソニックとしては、LED照明の宣伝にピッタリと言える展示会です。(笑)
少数ですが、ブラックの最初期の風景画、世界初公開されキュビズム絵画等の展示もあります。ブラックの展示会は見たことが無いので、大変参考になりました。
この展示会は晩年の「メタモルフォーシス(変態・変容)」に焦点を当てています。
自身の絵を題材に宝石や陶器等3Dものを職人に作らせます。まさに自分の絵が別のものに変ります。
ブラックの絵は、3Dものを作るための意匠設計みたいなものでしょうか?
むしろ、ここまでシンプルな絵だと記号論と化していると言うか・・・
宝飾品の展示コーナーは室内の照明を落として、作品にスポット照明を当てています。このキラキラ✨は、まさに女性が喜びそうな演出です。
パナソニックとしては、LED照明の宣伝にピッタリと言える展示会です。(笑)
今年の7月、東京都美術館で大回顧展が開催されます。
それの前哨戦と言うか、アナザー・サイド・ストーリーと言うか、また趣の違う展覧会です。
挿絵本を中心に展示しています。
藤田がパリで活躍していた当時、発行部数を制限した挿絵本は愛書家たちの収集対象となっていていて、その興隆の時代だったそうです。
終生、版画に携わっていた、これは自身のことを「職人」と言っていた事と関係があるのでしょうか?これもまた回顧展と言えます。
その他、戦後藤田と交友したGHQの民政官だったアメリカ人フランク・E・シャーマンの旧蔵コレクション(目黒区美術館へ寄贈)も展示しています。絵画のほか、陶器、人形等。
このコレクションは、個人的なものなので、一味違った癖があります。
展示は2階で行っています。1階は猫だけの展示をしている小スペースがあります。
猫好きだった藤田。猫好きの我々にも堪らない展示です。(笑)
挿絵のほか、表紙だけ携わったものも多く展示しています。
手をかけて描いたもの、デッサンの様にさっと描いたもの色々あります。
後者の方が多いかな?
本のイラストは、結構儲かるんでしょうね。
それの前哨戦と言うか、アナザー・サイド・ストーリーと言うか、また趣の違う展覧会です。
挿絵本を中心に展示しています。
藤田がパリで活躍していた当時、発行部数を制限した挿絵本は愛書家たちの収集対象となっていていて、その興隆の時代だったそうです。
終生、版画に携わっていた、これは自身のことを「職人」と言っていた事と関係があるのでしょうか?これもまた回顧展と言えます。
その他、戦後藤田と交友したGHQの民政官だったアメリカ人フランク・E・シャーマンの旧蔵コレクション(目黒区美術館へ寄贈)も展示しています。絵画のほか、陶器、人形等。
このコレクションは、個人的なものなので、一味違った癖があります。
展示は2階で行っています。1階は猫だけの展示をしている小スペースがあります。
猫好きだった藤田。猫好きの我々にも堪らない展示です。(笑)
挿絵のほか、表紙だけ携わったものも多く展示しています。
手をかけて描いたもの、デッサンの様にさっと描いたもの色々あります。
後者の方が多いかな?
本のイラストは、結構儲かるんでしょうね。
フランスの印象派の画家たちにも影響を与えた葛飾北斎。数々の名作の中でも「北斎漫画」についての展覧会です。
弟子たちの絵手本として1814年(文化11年)に刊行。絶大な人気を博して版を重ね、生前までは13編、没後1878年(明治11年)までに15編刊行されました。
世界一の質と量を誇る、浦上満氏の「北斎漫画」コレクションより全編のエッセンスを一覧できます。
今まで北斎漫画の一部を見ることはありましたが、全編を総括的に見ることがありませんでした。貴重な体験でした。
北斎55歳のときに始まった北斎漫画。90歳で亡くなるまで、その画力が衰えることなく、多方面にわたり絵描き切るその精神力には驚かされます。
弟子たちの絵手本として1814年(文化11年)に刊行。絶大な人気を博して版を重ね、生前までは13編、没後1878年(明治11年)までに15編刊行されました。
世界一の質と量を誇る、浦上満氏の「北斎漫画」コレクションより全編のエッセンスを一覧できます。
今まで北斎漫画の一部を見ることはありましたが、全編を総括的に見ることがありませんでした。貴重な体験でした。
北斎55歳のときに始まった北斎漫画。90歳で亡くなるまで、その画力が衰えることなく、多方面にわたり絵描き切るその精神力には驚かされます。
イギリスを代表する風景画の巨匠。
崇高(巨大なもの、勇壮なものに対したとき畏敬の念を感じながら美を見出す)&ロマン主義がこの人の特徴だそうです。
水彩画、版画が中心の展示です。
5年前、東京都美術館で回顧展が開かれた時、大気と光の幻想的な描写に驚きました。
これは、その代表的な絵画「解体されるために最後の停泊地に曳かれてゆく戦艦テメレール号(1838)」です。
もう一つ「雨、蒸気、速度-グレート・ウェスタン鉄道」
しかし今回、「地誌的風景画(リアルなだけではなく、風俗も描画する)」が主流であったと知り、驚きました。しかも水彩画。幻想的な描写は後期の作品だったとは。
会場は結構混んでいました。いるんですねぇ。ターナー好きって。
崇高(巨大なもの、勇壮なものに対したとき畏敬の念を感じながら美を見出す)&ロマン主義がこの人の特徴だそうです。
水彩画、版画が中心の展示です。
5年前、東京都美術館で回顧展が開かれた時、大気と光の幻想的な描写に驚きました。
これは、その代表的な絵画「解体されるために最後の停泊地に曳かれてゆく戦艦テメレール号(1838)」です。
もう一つ「雨、蒸気、速度-グレート・ウェスタン鉄道」
しかし今回、「地誌的風景画(リアルなだけではなく、風俗も描画する)」が主流であったと知り、驚きました。しかも水彩画。幻想的な描写は後期の作品だったとは。
会場は結構混んでいました。いるんですねぇ。ターナー好きって。