池に向って伸びすぎた ゼンマイ を刈り取って ふと水面を見ると 蜻蛉が浮いていた。
全く動かないが アサヒナカワトンボ のようだ。拾い上げて池畔の石の上に置いたらわずかに動いた。
陽の当たる場所に移して少し待っていると しっかりと立ち上がった。複眼の色が気になる。
まだ動きが悪いから 正面からも写してみる。
ここ数年 今頃になると池のまわりで何頭かの アサヒナカワトンボ を観察する。
最初に見つけた時は 上流から流されてきた ヤゴ が池から這い上がって羽化したものと考えていた。
しかし 何年もそれが続くと ひょっとすると池で繁殖を・・・・などと思って見たくなる。
渓流とは似ても似つかぬ池なんだから やっぱり雪解け水に流されてきたものなんだろうか。
池のまわりの蜻蛉は 池に産卵していると思うから やっぱり池で育っているんだろうか。
でも まだ産卵している現場は見ていない。