イチモンジチョウ と アサマイチモンジ はとてもよく似ている。
発生時期も場所もほとんど同一だから飛翔している姿はもちろん静止していても jokichi には見分けがつかない。
見分けがつくほど接近できない状況のこともあるが・・・・。
帰宅して画像を拡大して初めてどっちだか判明するのが常である。
魚沼では飛翔している姿を見て あてずっぽうで アサマイチモンジ だ と言ってもあながちはずれではないようだ。
静止するのを待って写真を撮っても イチモンジチョウ はほとんど写っていないからだ。
2015年も アブラチャン の葉で翅を休めた一頭だけが イチモンジチョウ だった。
イタドリ の葉で休んでいたのは2012年に観察した個体だ。
この二頭の前翅の白い斑紋を比べると微妙な違いがある。このくらいの差異は個体差の範囲内なんだろう。
でも前翅前縁中ほどのぼんやりとした細長い斑紋は図鑑などでは無い物が多い。
この位置の白斑は アサマイチモンジ にははっきり現れている。魚沼の イチモンジチョウ の地域変異なのかも。
イチモンジチョウ の食草には タニウツギ も含まれるという。