goo blog サービス終了のお知らせ 

jokichi つれづれ日記

自然観察大好きじいさんが 見たこと 感じたこと を気ままに綴ります。

ガマの穂綿の色は白くなかった

2016-01-30 22:54:11 | その他

例年の積雪であれば雪に埋もれて今頃は見ることのできない ガマ の穂が雪の上に顔を出していた。
秋の頃の固い ガマ の穂は珍しいものではないが 風に綿になった種子を飛ばしている景色は初めて観察した。
風が弱かったのか 遠くへ飛ばせず大半は足元に落ちている。
白い雪の上に落ちた穂綿の色は明るい茶色で白くはなかった。

ふわふわで穂綿という表現がぴったり。

神話では 因幡の白兎はこの穂綿にくるまって「もとの白兎」になったというがこれでは白くなれない。
そんなことを思って ノウサギ の冬毛の色を調べてみた。
魚沼に住む トウホクノウサギ の冬毛は雪のように白い毛だ。

しかし 因幡あたりの ノウサギ の冬毛は雪白ではなく 薄茶色らしい。
それだったら ガマ の穂綿の色だから 「もとのウサギ」に戻れたわけだ。
「白兎」と歌に歌われたから jokichi はヘンだなと思ったんだから「ウサギ」と歌われていたら・・・・・・・・。

  にほんブログ村 花ブログ 山野草・高山植物へ←よろしかったら クリック をお願いします。 PVアクセスランキング にほんブログ村