国内に6000種と言われる 蛾 の名前調べはむずかしい。
画像を頼りにネット上のいくつものサイトを訪れてみるがなかなか同じ蛾は見つからない。
以前に撮った 蛾 でまだ名前のわからないものが沢山ある。
時間に余裕ができる冬こそはと思っても炬燵のぬくもりが眠気をさそう。
植物調査の担当エリアで ウスグロアツバ を見つけたのは6月中旬だった。
この日はは気になる植物を見つけていた場所に再確認に行ったのだが機械で刈り払われた後だった。
がっかりして地面を見つめていると一頭の 蛾 が動いていた。蛾 の後ろには蛹が入っていた繭状のものが見える。羽化したばかりの個体なんだろうか。
幼虫の食草は スゲ などの仲間だという。ちぎれた スゲ の葉も見えるがこれは刈り払い機のせいだろう。