15年程前に近所のホームセンターで購入した 蘭 が初めて開花した。
降雪前の投げ売りだったので価格は400円くらいだったと記憶している。
購入時の名札は 中国春蘭 天香 とあったが花を見れば 春蘭 ではないことがわかる。
15年間で茎数はたくさん増え鉢数も増えているが開花したのはこの鉢ひとつだけ。
一茎九花 と言われる品種に似ているが良く分からない。花に香りは無い。
大事をとって冬は無加温の屋内で管理している。
駒ケ岳の大群落では近づけなかった ミチノクヨロイグサ に奥只見キャンプ場では手で触れられる。
そばに寄ると草丈2mを超える巨大な草だ。
少し離れて見上げて草の上部を撮る。
そばに寄って 葉の裏の葉脈を確かめてみる。
そこに毛が無いから これは ミチノクヨロイグサ で間違いない。
最初 ケナシミヤマシシウド と教えらたこの草は その後 ミチノクヨロイグサ に名称が統一された。
背伸びして 咲いている花を引き寄せてみる。
長い柄を持つ小さな花40個ほどの小花序が更に40個ほど集まって傘のような大花序になっている。
40×40=1600個の花序が一株に10個も着いている。
早い花はもう果実になっている。
これだけの種子をばら撒くのだから大群落になるのもうなずける。