ギフチョウ を期待しての里山ゆきだったが 遠くを飛翔する一頭を見ただけで撮れなかった。
すこし残念な気分で下山中 頭上に枝を広げた アブラチャン の花に小さな蝶が一頭見えた。
込み合った枝の間からだから 全身を写せるタイミングが難しい。ようやく後翅後端の模様が写せた。
トラフシジミ と分かったのは帰宅してからのこと。(4月24日)
初めて撮れた蝶だったし ヤマネコノメソウ を市内では 初めて観察できたし いい一日だった。
雪に埋もれてしまったので いつものように昨年出会った虫たちのことを綴ります。
既に紹介したものも出てきますが 鱗翅目から始めます。
2014年の最初に 蝶 に出会ったのは 4月13日だった。
田畑はまだ雪に覆われていたが 山の稜線は所によっては雪が消えている。
そんな稜線を歩いている jokichi を道案内するように ヒオドシチョウ が数頭飛び廻っていた。
ぽかぽか陽気は越冬していた彼等を目覚めさしたようだ。越冬個体だから傷みも見えるがいたって元気が良くなかなか近づけなかった。
2014年6月1日 快晴の越後駒ケ岳 山頂付近稜線の雪庇の上 道しるべの赤旗の棹に虫がいた。
薄緑色の カメムシ だ。カメムシ にしては大型の方だ。名前はわからないが下山後に調べよう。下山してから調べると トホシカメムシ のようだ。
里山の マユミ などが好物だという。標高2000mの雪の上にいる虫ではないようだ。
上昇気流に乗って登ってきたんだろうが 今夜の冷え込みを乗り越えられるだろうか。棹の下部には別の虫もいる。拡大してみた。
茶色の虫は 鞘翅の白い斑紋から ワモンナガハムシ だとわかった。
もう一頭は透明な翅と腹部の光沢から ハエかアブ と思ったが触角の形状が違う。
画像が不鮮明でわかりにくいので この虫は「調査不能」と言うことにしよう。
今年になって2回目の晴天だった今日は 今シーズン初めての スノーシューでした。
一緒に雪の上を歩いたのは 南小岩小学校の皆さんでした。
新雪に残った ノウサギ テン ムササビ などの足跡や 虫の卵などを観察してから雪の上で一休み。コースの最後は雪の滑り台です。何回も滑るお友達もいました。
こんなに いい天気に恵まれたスノーシュートレッキングは ほんとに久しぶりでした。
でも 午後になると雲が広がって 青空は見えなくなってしまいました。
イワカガミ コイワカガミ を紹介したので オオイワカガミ の花もご覧ください。
ピンクの花色は株によって濃淡の差があるが魚沼の里山で一般的な花色はこんな色。濃色の株はこんな色。葉色の違いは前年秋の日照などの条件の違いだ。
両方とも鉢植えの株で一昨年の花の様子だが花後の管理が悪く両方とも昨年は開花しなかった。
勢いはまだ完全に回復したとは言えないが 今年は咲くだろう。春が待ち遠しい。