駒ケ岳の大群落では近づけなかった ミチノクヨロイグサ に奥只見キャンプ場では手で触れられる。
そばに寄ると草丈2mを超える巨大な草だ。
少し離れて見上げて草の上部を撮る。
そばに寄って 葉の裏の葉脈を確かめてみる。
そこに毛が無いから これは ミチノクヨロイグサ で間違いない。
最初 ケナシミヤマシシウド と教えらたこの草は その後 ミチノクヨロイグサ に名称が統一された。
背伸びして 咲いている花を引き寄せてみる。
長い柄を持つ小さな花40個ほどの小花序が更に40個ほど集まって傘のような大花序になっている。
40×40=1600個の花序が一株に10個も着いている。
早い花はもう果実になっている。
これだけの種子をばら撒くのだから大群落になるのもうなずける。
万年雪の威力は凄い。かなり離れたところだが オニシモツケ が花盛りだった。
曇り空の下だったが 純白の花と まだ新緑とも言える緑の葉はきれいだった。
駐車場まで7・8分の所まで戻って来たここは 万年雪の影響は無いだろう。
水の滴る岩に エゾクロクモソウ が根を下ろしていた。
クロクモ は花色からのネーミングだろうが 黒と言うには少しかわいそうなえんじ色の花。
奥只見キャンプ場の奥の 万年雪は周囲の季節に大きく影響している。
jokichi の池のまわりでは6月下旬に咲いた タマガワホトトギス がここでは二か月遅れで開花した。
今がちょうど見ごろだった。
遊歩道の谷側では ミヤマカラマツ が咲き始めていた。
高低差が3m程の山側の株はもう花は終わって稔りの季節。
奥只見キャンプ場の奥の万年雪を訪ねてみた。
雪渓から吹き下ろす風は下界の39℃の暑さがうそのようだった。
駐車場から20分程で 谷底の雪が見えてくる。予想よりはるかに多い雪に量だ。
三段の滝もまだ二段しか見えていない。
河床に下りてみると 吹き付けるフェーンの風で融けるのか水量は豊富だ。
一時間ほど涼んでいると水量はさらに増してきた。
20℃ほどの谷風が吹く谷底は別天地だ。
ハクサンコザクラ が涼風に揺れている。
雨不足で コアニチドリ の伸びは止まっているようだった。
季節の進みが早い今年は 野の花の開花期も進んでいるようだ。
いつも 今頃行けば必ず出会えたはずの ミズオトギリ になかなか出会えなかった。
昨日 その場所を訪れて見ると 普通の株は咲き終えて 背の少し低い小柄な株だけが花を着けていた。
15時を過ぎないと開花しない ミズオトギリ を自生している湿地に訪ねたのは 15時半ころだった。
日当たりの良い湿地にしゃがみこんで撮っていると猛烈に暑い。
台風19号・20号の影響でフェーン現象になっているようだ。
15分くらいの撮影時間だったが 立ち上がると額から汗がポタポタと流れ落ちた。(8/22)