公園の木々が、かすかに紅葉しはじめています。
つい先日まで「暑い,暑い」と言っていたのに、気がついたら朝晩は寒いくらいです。
季節が駈け足で、冬に向かって走り続けています。
落ち葉の上をかさこそと、音をたてながら歩く秋のこの季節がとても好きなのですが、春といい、秋といい、心地いい季節がどんどん短くなっていくような気がします。
子どもの頃扁桃腺をとったせいか、お陰様で熱は滅多に出しませんが、気管支が弱く、空気が冷たくなる季節には咳が出やすくなります。
風邪の症状はないので風邪薬では治りません。
漢方の先生にだしていただいたツムラの「清肺湯」が効くことがわかっているので、ストックしてあるそれをお湯にとかして飲むとすぐに治ります。
いつの間にか、またそんな季節がやってきました。
こんなことをくり返しながら、気づかぬままするりと、冬は町のあちこちに潜り込んでいるのかも知れません。